猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

こんな話を書いた

桜は巨大な菌類である 猫と私は同じ空間を共にすることは出来ない。猫が私を退けるか、私が猫を排除するか。二つに一つである。夜になると我が家の庭を横切っていく野良猫の話だ。なぜ猫は落し物をしていくのだろう。毎日のようにそれを拾っていると。そんな…

「物理的に無理」

物理的に無理 また突然、思い出したのだが。もう、ずいぶん前。「げんしけん」を見ていたら。 波戸くんと付き合っているの?と問われて。班目さんがこう言うのだった。 「ない、ない、物理的に無理だし」 この言葉の意味は波戸くんが女装している男なので、…

こんな話を書いた

花壇防衛戦 ふかふかの土が盛られた我が花壇は古レンガ仕切られ、丸い石が並べられている。積まれたレンガは城壁で、石は城を守る衛兵のようだ。敵は野良猫。猫の奴も、ふかふかの土が大好きで。隙あらば自らの閑所にせんと闇に乗じてやってくる。正直いって…

こんな話を書いた

作家と世界の崩壊 お茶の時間にも、クマは悩んでいた。久しぶりに漫画を描こうとしたら、ペンが重かったのである。いったい何トンあるのだ、というほどに重く、とても持ち上げる事など出来なかった。一日描かないと、ペンは一グラム重くなり、二日描かないと…

こんな句をよんだ

散歩に出てコンクリートの花壇で咲く可愛い紫陽花を見た。コデマリで淡いピンクだった。土壌はややアルカリ、石灰を一握り蒔いたのかな、って考えた。小学生的推理である。 雨粒に滲む紫陽花リトマス紙

「ヘビイチゴ」と「宵待草」

蛇苺には思い出がある……と書いて。子供の頃に見た小さな赤い実や、散歩で出て見かけたそれが、確かに「ヘビイチゴ」だったのか?不安になって検索してみたのだが。よく分からなかった。ただ子供時代、我々はその実を指して「蛇苺」と呼んでいた、くらい事で…

こんな句をよんだ

庭に葉っぱに斑入ったドクダミが生えている。赤シソやクローバーやシダも少しだけ茂っている。苗を買ってきた訳ではなくて、いつの間にか生えていた感じなのだが。見つけると掘り返し、場所を移したりもしてる。なんだか気楽で楽しい。 散歩に出て、コンクリ…

こんな話を書いた

カーネーションを飾った。仏壇の引き出しから古い眼鏡が出てきた。かけてみたら鮮明に手のひらが見えた。試しに新聞を開くと、小さな文字まで読めた。陽だまりで身を屈め、しばらく文字を追い目頭を押さえた。少しだけ度が合っていないようだった。眼鏡を拭…

こんな句をよんだ

雨の街を歩いた。銀行や新聞社のある通りは官庁街にも似ており、広い歩道は静かだった。目の悪さも手伝い行く人の個性は失われ、イラストに描かれた点景のよう。コンビニの前で傘をさしたまま煙草をふかしている人もいた。 五月雨眺めて滲む煙かな 花屋の前…

こんな話を書いた

ごめんなさいごめんなさい、と言って怒られた。謝らないで、と。 「ごめんなさい」 「また」 「ごめんなさい」と口にすると、その事を怒られる。私の卑屈さが指摘されるているのか。奴隷よ、立て、自らの足で、と鼓舞されているのか。 「提案がある。ごめん…

こんな句を詠んだ

先日。スターバックスに行ってコーヒーを飲んだ。お店の前にはあまり手入れをされていない植え込みのスペースがあって。ドクダミが茂り、たくさん花をつけていた。午後の日差しに。なんとなく。いいなあ、と思った。 植え込みに咲く十薬や珈琲を飲む

こんな話しを書いた。

労働の勝利 先日、植えたトマトに花が咲き、もう青い実を結んだ。この成果を私は勝利と呼ぶ。電撃的大勝利である。花壇の下には地下六十センチから、七十センチの縦穴を掘り軽石を詰めた。局地的にだが水捌け超良好の地なのだった。地下から出てきた土には石…

こんな話しを書いた。

穴掘り 苛々する事があって庭に穴を掘った。直径三十センチ深さ六十センチほどの穴を。垂直に穿つのはそれなりに大変だ。 深さ三十センチまでは黒土で、スイスイと掘ったが。そこからは青い粘土質の土だった。石に当たっては石を掘り出し、コンクリート・ガ…

こんな話を書いた

善意の小人さん 鉢植えのアロエの植え替えをした。アロエは好きだ。約二年、水遣りも何もしていないのに生き残っている。乾燥も栄養不足も無関心もアロエを枯らしはしない。アロエを枯らすのはアロエ自身だ。生き残ったアロエは爆発したかのように生い茂り、…

こんな話を書いた

中央食堂の絵画 中央食堂の絵画を語る学生は多い。百年前に焼失した名画で黄昏時などに目撃される、と言われているが。証言は曖昧である。壁に絵画の存在を認めはしても改めて見返すとそれはなく、そもそも何が描かれていた絵なのかも分からない。 最近、知…

こんな話を書いた

遅れてきた探偵男は言った。「なぜ事件を解決した、ちょろい俺の仕事を横取りしやがって、お前はもっと無能であるべきだったのだ」 彼は探偵だった。探偵には探偵の流儀があり、その流儀を相手に押し付ける実力もあった。腹パンチされ私はその場に蹲った。暴…

こんな句を詠んだ

チューリップも終わり、とうに花壇も植え替えの時期なのだが。まだ咲いている花もあって。どうしようかな、って迷いつつ花を切った。 五月きてコップに活けしビオラかな

こんな話を書いた

ありがとう・勝負買い物をすませた後。店員さんに「ありがとう」ということにトライしてる。でも思うような反応は滅多に返ってこない。……はあ?……ってなる事の方が多い。店員さんも忙しいからかもしれないし。私の声が小さいからかもしれない。タイミングも…

こんな句をよんだ

今週のお題「お花見」 近所の公園では盛りも過ぎて、もう葉桜に近づきつつある事だろう。卒業式や入学式の桜はわりと覚えているのだが。去年の桜や一昨年の桜は記憶も曖昧で、年寄りの繰り言の中で区別もつかない。……今年も冬をぶじ越して、また桜を見れまし…

こんなポエムを書いた

蛙のふぐり 蛙に目を奪われそうな、午後の日差しの中で。 「睾丸で考える」って表現が舞い降りてきた。 意味は思考の座はふぐりにあり、ということ。 「おれ、金玉で考えるタイプだから」 って言う人がいたら愉快ではないか。 大昔の素朴な人が、頭で考える…

こんな句をよんだ

今週のお題「お花見」 近所の公園へお花見に行った。途中、コンビニによってお茶とお握りとキャラメルを買った。キャラメルはポケットに入れて歩いた。 この公園には隣接してホテルがあって、大きなガラス窓の前でも桜が咲いていた。ベンチに座って一服。風…

メモ お花見のテキスト 

花見、俳句でさくっと検索してみた。 「よし野にて桜見せふぞ檜の木笠」 って芭蕉の句とか。もうすぐ桜見れるぜ、イェーイ!って感じがしていいな、と思った。 「桜がりきどくや日々に五里六里」 とか。お花見にかける情熱が溢れてる気がした。これらは「笈…

こんな話をかいてた

同じ日付、同じ場所 入学式。桜の下で、父が立ち止まった。ふぅと息を吐くとき、父は姉の事を思い出している。私も息を吐いて、姉の事を尋ねた。姉の入学式にも、父はこの道を歩いたそうだ。姉は笑顔で、桜は満開だったそうだ。同じ日付、同じ場所。なのだが…

こんな句をよんだ

「花見、季語」で検索したら、「花疲れ」という季語もあった。へえ、と思った。 そういえば。近場の公園でも桜が咲くのだが。ここは業者さんOKの公園で、花見の頃になると早くからテントが立ちパイプ椅子が並び、ビールが樽で用意されちゃうのだった。そして…

こんな句よんだ

買い物に行ったらカルビが安かった。それで新玉ねぎも買い、フライパンで焼肉をする事にした。一人で焼いて食ってビールも飲んで美味かったが。何かしら後ろめたいというか、背徳的な感じもした。「孤独のグルメ」とか市民権を得て久しいとも思うのだけど。 …

ネットで見た花と雪。

2018年3月21日、春分の日。関東地方は雪だったらしい。Twitterとか見てたら※※駅前も雪です、という写真や、改札を抜けるとそこは雪国であった、というような呟きが我がタイムラインにも流れてきた。期せずして、時正、花に雪ってカードが揃ったようで。そん…

春分の日

夜半分昼半分今日が春分 「われ一口犬一口のパンがおしまい 荻原井泉水」 をリスペクトしてます。 ><

3月21日 催眠術の日

321で、催眠術の日 はい ><

こんな句をよんだ

手元の歳時記を見ようとして、また文字が滲んで見え、明るい窓際に行って小さい文字を凝視した。そういえば昔、年寄りが縁側に座り新聞を開いてたり、よくしてたのを思い出した。今なら分かる。と思った。 春光睨みつけてた小文字かな ><

読まない読書家と書かない作家

図書室が舞台の漫画を見てて、アニメ「バーナード嬢曰く。」を思い出した。いかにして本を読まずに読者家ぶるか、とかなんか面白かった。 読まない読書家の話があれば、書かない作家も話もある。原稿は一枚も書いていないのに、文学賞の季節になると不機嫌に…