手洗いの鏡に映る藪蚊かな 水たまり夕べの稲妻今朝の風 あてもなく集めたシソの葉っぱかな 猫の手に止まる骰子秋の風
夢の中で夢売りに出会った。夢は風鈴のように吊るされており、風が吹くと一斉に透明の音の響かせるのだった。ひとつの夢を手にとり指ではじくと、「このスランプを元手に世界一周!」という音がした。書けない作家の夢らしい。夢売りの夢って何だろう、とふ…
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