ぱたぱたと扇ぐ麦わら帽子かな
まっ平らな国だった。王宮さえ平屋。王様はここに塔を建てることを考えた。人々が見上げるように。雨季の終わりに王様は命じた。泥を練って高く積み上げよ。3階の塔ができた。塔の上に立ち王様はいい気分。上空では鳥が舞っていた。急に目眩がして、落ちた…
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