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猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話かいた。

風vs空 空っていいな、って改めて思った。なんでもいいのだ。最後に空を持ってくれば。なんとなく、それっぽい感じする。いちおう。絵は完成する。ような気がして、ポエマーは空を見上げる。 困ったら、空を見よ って言った詩人さんもいた風派と空派のふたつ…

こんなポエムかいた

胸に抱いた一冊を思えば、いまでも胸が疼く いい思い出、というにはいささか 痛いので 私は本に命じた はい、穴を掘って 掘ったら中に入って 自分で埋めてねときに悪夢となって立ち上がる 秘密が嫌いなのだ冒頭の一文はとても長かった 曲がりくねり 迷路のよ…

こんなポエムをかいた

旅で人は変われるか。旅で人生が変わったって話す人をあなたはどう思うか。ひとそれぞれだろう。けれど、旅、人生、変身って面白い。 大波のうねる海をこえインドの山奥で修行して変身しちゃうのは、なんとなく分かる気がする。そんなテレビ番組みたことある…

こんなポエムかいた

【くまぽえむ】 朝は蜂の羽ばたき。黒い皿に広がる蜂蜜の色。 輝き溶けて。青空へ。

こんなポエムかいた

砂の街 砂の街はサラサラしてる サラサラと流れて なにも積まれることはない お城は夢 人もサラサラと過ぎ行く おはよう こんにちは すべてが一度きり さようなら を言うひまもない 誰もがよそ者 風が運んできた 砂の街は吹き溜まり ときに渦巻く風が 人々を…

こんなポエムかいた

線香花火は小さな焚き火なのかもしれない。火花を散らし、丸くなって燃焼し、ポトリと落ちるまで。人は物語る。小さい炎に小さい話。ほとんど聞き取れないほどの小ささ。

こんなポエムかいた

さていくか ……と言って立ち去った方に幸いあれ 彼は一番よい時に席を立った 彼は海を渡り商人に 青空の下で商うのは 有刺鉄線か棍棒か 耳にするのは風の便りの陽気さよ ぼくらといえば相も変わらず 酒宴の席で ホーホーと叫びつつ 同じ場所を回っているのだ …

こんなポエムを書いてた ><

用心をして石を置くこと。 誰にも気づかれず置いた石に自分で躓いて、痛い目にあえる人もいるのだった。 上空にいる自分を見つけること。 高度5メートルくらい。躓いた自分を見下ろす程度の高さ。 列に並び他人の後頭部を眺めること。 後頭部に吹く風の冷た…

こんなポエムかいた 推敲ちゅう

鏡みがき 鏡を磨き 鏡を歪め 慎重に 歪みを測る 力のいれ具合 鏡に映る私が 遠ざかる星

海辺歯科

車を走らせていたら、こんな看板をみた。→ 「シーサイド歯科」 シーサイドホテルは知ってる。シーサイドレストランもあるだろう。だけど「シーサイド歯科」は、はじめてな気がした。ぼくは考えた。シーサイドというくらいだから、やはり海辺にある歯医者なの…

ルールブック

影も傾いだ午後。少年が缶を蹴る。ああ缶蹴りをしているのだな、と思うのは早計かもしれない。路面に描かれた盤上の黒石を動かしたからといって、チェッカーをしてるとは限らない。彼独特のルールがあるのかもしれないし。そのルールは泡のようなものかもし…

いたずら

うとうとしていたら、声を聞いた。ぼくの声ではなかった。でも他人の声でもないような……どっちやねん!……とツッコミがはいった。短気は損気。

こんなポエムをつくった 「窓」

【ポエム】朝、窓を開けた/うららかな一日だった/夕方がきてカーテンをひいた/開いて閉じた窓を/遠くから眺めた人もいただろうか/町並みの中の沢山ある窓のひとつ/町の明かりは星空に似て/ときどき遠い 今日、ツイッターの方で書いたポエム。(>ω<)

こんなポエムつくった 「お疲れさまの世界」

【ポエム】お疲れさまの世界/世界はお疲れさまで出来ている/産まれ故郷の川をさかのぼり/滝をこえ熊の魔の手を逃れ/無事、産卵を終えた鮭の横顔のような/あるいは/はねた芝居の舞台袖に差し込む/白々しい光の中で/女王様とブタさんが交わす挨拶のよ…

宙に浮かぶ家

○月×日、くもり 「住宅展示場 宙に浮かぶ家 左折300メートル」という看板を見た。よっぽど曲がろうかと思ったけど、用事があったことを思い出して思いとどまった。後ろ髪ひかれる思い。浮かぶ家には、なぜか。空中庭園までついていた。

素足の旅人(RPG風)

素足の旅人 皮の帽子に布の服 幾度となく詩にうたわれたごとく 人はみな月並みな戦士か または冒険家 靴も履かず それぞれの喧噪 または静寂を歩む つき従う不安もまたお馴染みのもの 断ち切れぬ影がささやく この旅こそがおまえの打ち倒すべき敵ではないの…

遠回り

道 とても遠かった回り道 この手にしたのは 僅かな言葉だけ この迂回にも意味はあった と言葉はいう 言葉はなぐさめ ほら 賢い子供らが賢い道をゆく ずっとずっと賢い道をゆく 剥き出しの地平で いま彼らとすれ違う

ひろい腹たてた

きのう タヌキが ひろい腹をたてました ひろい ひろい 腹は波をうち 大波となり 明日未明 チリの海岸にまで到達するそうです

五人のポエマー

──詩人についていえば、声をしずめた大声だ。背筋をのばし、左手は腰。右手をあげて。星を指さすがいい。さされた星が文句をいうことはありません。 ──「無礼なマネをするな」と怒られたら?それはその星が近すぎた、ということ。 ──それで修行する五人の詩…

空への悪口

空への悪口 やることがないときには 公園に行って、ぼんやり空を見上げるといいと思う いくら見つめても空は文句をいわないし それで夕焼けになって、お腹もすいて 立ち上がるときがくるでしょう ああ、ぼくはなんて無為な時間をすごしてしまったのだろう っ…

ぐるぐる

ぐるぐる 確かに ただぐるぐる回っているだけのように見えるだろう ヒモに繋がれた犬 中心には一本のなんでもない杭がある でもただ ぐるぐるしている訳じゃない とぼくは思うな 確かにこの円運動は退屈だけど 犬はその道を踏み固め 軌道を明瞭なものにしつ…

ぼくは中卒

ぼくは中卒、文化人類学研究の徒ではない。 というより文化人類学の研究の対象、サンプルになる方が相応しい知性の持ち主だ。 野蛮なラベリングも平気で行う。なんの良心の呵責もなしに。 それはぼくのおなかが要求するところの、いってみれば素朴な知の開示…

こんな話を考えた 「もりもり恋人を増やす呪文」

今夜、彼はもりもり恋人を増やす呪文を考え出した。ともかく呪文を唱えるだけ。それだけで、もりもり恋人が出来るのだ。けれど彼は呪文を唱えることはしなかった。もりもり恋人が出来たら大変だ、と本気で心配したからである。──もりもり恋人が出来たら、も…

きのうのしゃっくり

きのうは日曜日。ぼくはしゃっくりに悩んでいた。しゃっくりを治そうと沢山の水を飲んで、なんだか気分まで悪くなった。それでも意地になって机に向かい、何枚かのマンガをぼくは描いた。しゃっくりが出るたびに手元が狂い、しゃっくりとしゃっくりの合間を…

船旅

豪華客船の船旅は──のんびり──遠く──ぼくなしの世界に思いをはせること──それはたぶん緩慢な死にも似た──夢?

木の根

うつむいて歩くと見てしまう。木の根。古い木ほど、地面をわしづかみにしようとして盛り上がり、少しこわい。でもそれをいえば空を抱こうとしてひろがる、枝だって。

こんな話を考えた 「鋼鉄の掟」

鋼鉄の掟 鋼鉄の掟についていえば常に破られている。100人の人間がいたら99人の人間が平気で踏みつけにしている。つまり、ほとんど守る人がいないのだ。にもかかわらず名前だけはいかめしく掟などと呼ばれているのには理由がある。いつもひとりの人が例…

こんな詩を書いた「なんて美しい世界」

公園の緑の向こうに幸せそうなアベックを見た──本当はこう言いたいのである──「クソがよぉぉぉぉ」──けれど自らの発言の整合性なんてものを考えると、ぼくはこういわなきゃいけない──「なんて美しい世界なんだろう」──もしも宇宙戦争がはじまってそれに参戦…

こんなポエムを書いた

やさしい空間 ──すぐに返事なんかしなくても いいんだよ ──そういう場所もあるんだ ──明後日でも ──1週間後でも ──百年後でもいいんだ ──すぐに返事を迫るやつが もう友だちではない というなら ──うん 友だちではないね ──かりにそう言ってかまわないなら …

公園のベンチで空を見上げた

きのう、公園のベンチで横になった。見上げた木の、生い茂る緑の向こうに空。風に葉がざわつき、日の光がキラキラとしていた。なにかが落下してきて、硬質の波紋。起きると、あたりはドングリでいっぱい。

西瓜 575

きのうは砂漠を彷徨う夢をみた。眩しい太陽に追いかけられ、からからに乾いて目を覚ました。つけっぱなしだった明かり。台所にゆき冷蔵庫を開けるとラップに包まれたスイカがあったので、猛烈な勢いで食べた。美味かった。以上の事柄を、いかにして17文字…

こんな話を考えた 「反論」

反論 それはKの心の中で根をはり、もう動かせなくなるまでに成長してしまった確信。この信条を譲ることは自分自身を手放すことだ、というような一線がいまKの目の前にひかれた。線によって分かたれた、ふたつの陣営。ただこの領分を守るためにKが口火を切…

カレー味

それはともかく、ときどき。カレーって図々しいと思う。カレー粉をほんの少しまぶせば、なんでもカレー味。この世にカレー風味に出来ないものはない。カレーがその気になれば世界征服も容易いのではないか。

穏やかな海

また海にいった。日はだいぶ傾いていたけれど、あたりはまだ明るく、海も穏やかだった。というか、透明。少し深いところで泳いでいる小魚たちを内に含み、打ち寄せる波はまるでゼリーか、子猫のよう。とてもゆっくりと、ぼくの足もとへと戯れるのだった。

つばきのみ

「「述べなくもよいこと」は述べなくてよい」ということも述べなくてよい、ということをしていてはキリがないのでやめようかな、の交差点で。椿の実がみのっていた。たわわに青く。

半分

今朝は半分だけ顔を洗い、半分だけ歯をみがいた。半分だけコーヒーをのみ、半分の服をきて、半分の空を見上げつつ、半分だけの外出。──半分はいまだ就寝中。

いわずもがなのなにかしら

夜。いわずもがなのなにかしらが訪れた。いわずもがなのなにかしらは古い友人のような顔をしてお茶を飲む。勝手に!ひどく腹立たしいが、ぼくはいわずもがなのなにかしら対して完全に無力だ。後ろから忍びよって、エイヤッと包丁で斬りつけても無駄なこと。…

美術の本

そういえば昨日は日曜日、公園に行ったついでに美術館に入った。美術館には図書コーナーもあって、ぼくは一冊の本を手にとろうとしたが。ずしりと重かったのでやめた。まあ、本も大きかったけど、紙の質も特別だったんだろう。ページをめくるだけでも、工事…

今日の懐疑

問いが問いかける領域は、答えが答える領域よりも広い。だからといって、このことをもって、問いは偉いと、威張っても良いものだろうか? けれどぼくがこんな風に考えるのは、たくさんの問いの中から人々が選んできた、いわば選別された問いを思い浮かべるか…

ドップラー効果

──という訳で窓のほうを見た。少し開けた窓からは、湿気を含んだ冷たい風が吹き込んでいる。雨が降っているのだ。アスファルトの上の水をきり、通りを走り抜ける車の音も聞こえる。そのドップラー効果は、たとえるなら、打ち寄せる波だ。

猫が描けば

錨を降ろした船のうえ──微睡む猫は絵が上手──描いた魚は海に跳ね──描いた鳥は空へとはばたく──すべては器用なる尻尾のなせるわざ──されど逃げた魚は食せず──逃げた鳥は食せず──猫の手を借りたいという人が──三顧の礼にくるまで──猫は昼寝をして過ごしてる

視力についての私的表現。

最近、視力検査をしてないのだが。「ポ」と「ボ」が区別できないね。10ポ程度の文字の大きさで。

おもしろい文章の書き方

「おもしろい文章の書き方」なら、むかし先生から教わった。先生によれば面白いことを書くためには、まず書き手自身が面白いと思わねばならないそうだ。そうして面白いという感情はどこから沸いてくるかといえば、ただ「面白い」と口にすることによってであ…

ダブル濁点

ダブル濁点というものを考えた。具体的にいえば。こんな感じ。 「ぶ゛」

なんてこった

きょう、お蕎麦を食べた。七味をかけて。蕎麦をすすったとき、ダシが跳ね、七味のひと粒が眼の中へ。──高速度カメラで撮影したなら宙を飛ぶ七味が眼にとびこむ決定的瞬間を、とらえたことだろうが──結果は間抜けなヤツが痛い思いをして、涙を流しただけだっ…

コーヒーきれてた

ときに人生は──引用されたブロティーガンの1行のような──1杯のコーヒー、その温もりの問題。コーヒーの不在を知るのは、とても悲しい。たとえインスタントであろうと。

ハワイ

見方をかえればその島々も。黄色のマントを羽織った偉大なるサーファー。ユーラシアプレートの波にのって、太平洋を北西へ。毎年8センチメートルの速度で移動中。

金魚鉢の比喩

きょう本を読んでいたら、金魚鉢の比喩が出てきた。金魚鉢の中の金魚にとって一番、見えないものは何かといえば、それは自分を囲んでいる水だ。金魚のまわりにある水は金魚にとっての世界そのものでもあるはずなのに──あるいはそれゆえに──意識することは難…

さくら2分の1

公園のハトはなくよ。ぼくの座ったベンチの前で。せわしなく首をうごかし。ぷるっぷー。高いビルの先の空を見上げ。のどを振るわせ。ぷるっぷー。ところで、この公園には幹の半分を失った桜の木が立っている。たぶん去年の、とある嵐の夜、この樹は雷の直撃…

映画批評

ひいきにしている映画評論家がいて話がうまい。彼が調子にのると銀幕の世界が霊かなにかように舞い降りてくる。ときどきこの評論家に騙されて、映画館に足を運び落胆する。映画より評論の方が面白かった、という意味だから別に責めている訳じゃないけど。こ…