猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

古いメール

去年。このブログをはじめたとき、一緒にフリーメールのサービスも申し込んだ。というか、ブログをはじめるためにフリーメール・アカウントを得たのだが。それはともかく、新しいメールの郵便受けのようなものをゲットして、たぶん誰でもやるように一度、そこにメールを送ってみた。つまり自分宛への手紙。タイトルは「テスト」。本文は「テスト」。早速、郵便受けを開けると、メールが届いていた。当然だ。だが、当然のことが当然のことして起ったことが素晴らしい。トラブルはなかったということだからね。ぼくはそのメールを開けた。タイトル「テスト」。本文「テスト」。ぼくは何事か考え、そのメールに返事を書くことにした。タイトル「Re,テスト」
「前略、メール受けとりました。すべて問題なしのようでなによりです。けれど、いくらテストだからって、テストの一語だけ送るって、ずいぶん、そっけないですね。聞けばブログをはじめられたとか。おめでとう。どんなことを書くつもり?もしよかったら、その抱負のようなものを書くなんてどうだろう?それは君自身の考えをまとめるためにも役に立つことなんじゃないか。めんどくさい、ということなら。天気のこととか。季節のこととか。ひとこと書き加えてくれても、ぼくは悪い気持ちはしなかったと思うよ」
時がながれ季節がかわり、そのメールを改めて読み返すときがきた。そして、またぼくは何ごとかを考え、じつに無意味そのものだ、と思いつつ、また返事を書いた。
「それはどうかなー」