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墓の中まで携帯を手放せない人が増えています

「墓の中まで携帯を手放せない人が増えています」(2008年12月17日)という記事をGigazineで読んだ。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081217_phone_me_from_heaven/ 参照
イギリスやオーストラリアや南アフリカ共和国やアメリカで活躍する葬儀屋さんに聞いた話らしいのだが、携帯電話と一緒に埋葬されたいと望むひとは、けっこう多いみたい。

「封かんの前に遺体の耳にイヤホンを差し込み、iPodで音楽を流す遺族を見たこともあります。お母さんは今もiPodを聴いている、お父さんはいつも手放せなかった携帯電話を今も持っている、と考えることは遺族を安心させるのです」とロサンゼルスの葬儀プランナーPam Vetterさんは語ります。

記事によれば「つながっている、という感覚も携帯電話を副葬する理由となっている」とのこと。

死者への電話はそう珍しくないと、ピッツバーグの葬儀社オーナーFrank Perman氏は語ります。「若い男性の告別式でひつぎの中の携帯電話が鳴り続けていたことがある。マナーモードにしてあったけど、ひっきりなしに着信して人々がメッセージを残しているのがわかった。みんな彼が死んだことは知っていて、それでも電話をかけていたんだ。」

それだけ電子機器がぼくらの生活の中に浸透しているってことだろうけど。現代的でかつ、しんみりしてて、ちょっといい話だな、と思った。