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短い話とか 俳句とか

COTTON COLOR 

谷山浩子の「COTTON COLOR」という歌を聞いた。外国語の歌っていうか、めちゃくちゃ語の歌?というのがはじめの感想になるのだろうけど。ネットで検索したら、この歌の歌詞には暗号が隠されていて、歌詞のある場所から綴りを反対に読むと、とても恐ろしい内容が現れるよ、って書いてあった。「お母さんがシリアルキラー」みたいなことらしいのだけれど、曲は可愛いらしく、まるでメルヘンチックなのだった。この暗号を解読された方と谷山浩子の関係はいいな、と思う。どんな謎もそれを解こうとする人がいなきゃ、ちょっと淋しいもの。
この暗号の解読が絶対に正しいってこともまた、だれにも言えないだろう。たぶんそれは明確にはできない領域に漂うようにしてある。でも謎が投げかけられており、絵本のような柔らかいイメージの向こうには、残酷な物語が隠されている、と想像することはなんとなく趣ぶかい──っていうか、物語の奥行きのようなものを感じる。この奥行きとは、まさに隠されてあるものを、向こう側に想像させるというその仕掛けによるものなのだ。別に残酷な内容の歌詞を直接、歌ってはいけないという法があった訳ではないだろう。反対に、直接的には明示しない、あるいは出来なかった事情が、この歌の中の歌い手にはあったのでしょう、と考えさせることによって距離の意識が産まれ、遠くにある存在の存在性を感じさせるのだろう。←変ないい回し。
「(1)落ちる水 (2)照明用ガス、が与えられたとせよ」とかとも、少し似てるかな、って思った。
 

・仰天! 谷山浩子の「COTTON COLOR」の歌詞の裏
──http://d.hatena.ne.jp/katak/20060220/p1 
谷山浩子の魔力に導かれて:谷山浩子 『ボクハ・キミガ・スキ』(まこりんのわがままなご意見)
──http://wagamamakorin.client.jp/taniyama03.html 参照