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こんな話を書いた 「紙コップ」

紙コップ
 
彼と彼女はきれい好き。それぞれのやり方で。彼女は彼の部屋を見て好感をもった。スッキリしてる。それは彼女にとっても大切なことだった。彼が手料理をふるまう。テーブルに皿とコップとが並ぶ。ただし全部、紙製。ナプキンも当然、紙だ。昆布だしで作ったというリゾットが紙の皿に盛られる。彼女は思う。幸いスプーンは金属製のようね。ワインもおいしかった。紙コップで飲んでいる、ということをのぞけば。彼女は云おうか、云うまいか、悩んだ。……リゾットはおいしかった。でも、なんで紙のお皿なの?あまりエコでもない、という気もするのだけれど。
一方、彼も云おうか、云うまいか、悩んでいた。……リゾットは美味しくなかった?それは君の味覚だから仕方ないけど。残すのはやめてくれないかな?まあ、全部まとめて新聞紙に包み、ゴミ箱にダンクするんだけどね。

先日、ハイクのh:keyword:超短編に投稿した話。