猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

こんな話を書いた ツイッターで

病室でうつらうつらしていた。ふと気づくと、開いた本の上に蟷螂がいた。淡いグリーンでとても小さいが立派な鎌を構えている。開かれた草原に降り立った蟷螂。無意味な文字が波打つ草だ。とても無意味。慌てて本を閉じたい衝動にかられた。死神さんって意外な形で現れる。

朝のコーヒー屋で。泡立つミルクコーヒーを飲む二人を見た。二人の体は有意に近い。ふと視線があって微笑む、二人。ぼくは新聞に目を落とす、殺伐とした世界が広がっている。うれしいね。ぼくはブラック党だよ。

縁切りテンプルの門を敲いた。「では早速」と通された部屋は、渦巻くトンネルだった。こっ、これは!と後ずさる私に尼は言った。「タイムトンネルよ」因縁を断ち切るためには、やっぱ過去に遡りカルマの清算が必要だそうだ。じゃ頑張って、と銃を渡される。「タイムパトロールは手強いわよ」

僕は泥棒。どうしても開かない扉の前で地団駄を踏み、疲れて座っていた。そこへ女がやってきた。ナイスバディに後光が射している。眩しさの中で扉が開き、唖然としてる間に閉じた。凄いぜ。女の体形が鍵になっていたのだな。僕はノートを取り出しメモした。「新型VK、ビーナス型キイ」