猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

分厚い煉瓦のような本だった。ずっしり重い。 それは顔の本だった。開くと一人の顔があって、まるで迫ってくるよう。開いても開いても人の顔。最後のページも同じ。ただし良く知ってる顔だった。不安になり席を立った。鏡はどこだろう。

無人島にひとりの男がいた。一本のヤシの木が友達だった。そこにボトルが流れてきた。ボトルには紙切れが入っていて、メッセージが書かれていた。それを読んだ男はゲラゲラと笑った。笑い終わると男は紙切れをボトルに入れ、また海へと放り投げた。

自分の器の小ささに嫌気がさした。小さいヤツ。もの凄くちっちゃい。猫についたノミの下したウンコの表面に下りた塵の分子の間を通り過ぎた宇宙線素粒子の上で踊ってる小悪魔より小さいぜ!

無人島に一人のお相撲さんがいた。一本のヤシの木が師匠だった。朝。お相撲さんは四股を踏み、ヤシの木にてっぽうをかました。一礼したら、チャンコを作って食べ、午はお昼寝の時間だ。ヤシの木師匠をぶん投げたら、地球の方が飛んでいっちゃうな、そんな夢をみた。