猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

高い塀に囲まれた中で男は胸を押さえ、じっと空を見ていた。聞くと女の事を思っているのだという。でも何かおかしい。どうやら男は女というものを知らないみたいなのだ。端的にいってその女は存在しない。だがある日、男は塀を越える。恋する翼で空へと舞い上がり。

クローゼットを開けるとそこはジャングルだった。遠くで鳥と猿の鳴き声もする。緑の深さに一歩、踏み出したのが運のつき。振り返った時には帰り道を見失っていた。携帯がなった。母からだった。……「クローゼットの探検ですって?いい加減、自分の年を考えなさい」と怒鳴られた。

「私は人間ロケット」と男は言った。見るとお尻のあたりから導火線がのびていた。ドキドキ。