猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

みんな誤解しているようだけど。透明人間というのは、そういう妖怪なのだ。透明人間に出会ったときの呪文もある。「あらわるあらわる」っていうのがそれだ。これを唱えると、透明人間は悪さをしない。

天使が壷のセールスにやってきた。間に合ってます、と言ってるのにドアに足を挟んだりするから、ついカッとなって勢いでドアを開けたら天使は倒れて翼が折れてしまった。ゴメンって言ったら。大丈夫だよ、また新しいのはえてくるし、だって。結構いい奴かも。壷はかわないけど。

だいぶ空気もぬるんできたので、ベットの横の窓を開けて横になった。窓枠の向こうに隣の家のビワの木の影があって、高いマンションの明かりがあって、夜空が電線で分割されていた。たぶん街の明かりが強過ぎて?朧な星は見えなかった。ちょっとタメ息。

理由は分からないが彼女が凄い怒っている事は分かったから、ごめん、と呟いた。そうしたら彼女はさらに怖い目になって、なぜ謝るのか、何について謝っているのか、あなたは何も分かってないでしょう?って言うからウンと答えたら、急に彼女の目からポロポロ涙が溢れ出して怖かった。

猫弓という弓を手に入れた。張った弦を鳴らすと、星が震える。何時もという訳ではない。春。水もぬるむ頃。星も朧であると、猫弓に良く応えてくれるようだ。