猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

小人コンピュータを手に入れた。例えば「1足す1は」と紙に書いて入れると、箱の中の小人達が右往左往して答を出してくれるのだった。悪戯に連続体仮説に係わる質問をしてみた。小人達は顔を見合わせると広場に炎をつくり、ホーホーと叫びつつ踊りだした。神様に聞いているらしい。

ミサンガを編み願をかけ、足首に巻いた。翌朝、見ると切れていた。だが願いはかなわない。私はまた編んだ。朝になるとまた切れていた。だが願いはかなわない。おかしい。私はまた紐を編み、薄目を開けて待つことにした。ぬいぐるみのクマ吉が犯人だった。少しヤキを入れてやった。

昨夜は雛人形を飾り、その前で眠った。夜中うつらうつらしていたら人形たちのお喋りが聞こえた。女雛が母の声で言った。あなたが甘やかすから……あの子は未だに……桃の節句に……孫の顔が見れるのは……ふぅ……男雛はただ頷くばかりだった。

3年ぶりに再会をはたした。約束も何もしなかったら彼を責める事は出来ない。花をもらっても、なんだか変な感じ。彼の笑顔は変らないのに。まるで他人っぽい。昔この人と一緒に眠った事もあると思えば、なんと可笑しい。野ざらしの骨にでもなった気持ちがする。

その日、脳の先生は荒れていた。激しい口調で学生の発言を遮り。「お前らは全員病気で、かつ私はその病気を斟酌しない」とまで述べた。憤怒の時間が過ぎた。脳の先生は「あー、さっぱりした!」と言うと、さっさっと教室を後にした。