猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

可憐な少女の霊が出るという屋敷が取り壊されそうになった。救ったのは外国のお金持ち。彼は屋敷ごと船に積み込み新大陸に移築した。少女も住み慣れた家についていったらしい。……ったく、奇麗だと得だよね、とは姉の感想だ。

友人代表のスピーチを頼まれ、背筋が凍った。天使のような彼女の笑顔。いっそこう言ってやるべきか。ポコちゃん、おめでとう、お幸せに。貴方の旦那さまは優しいよ、キスは下手だけどね!

女の子から口づけされた。ぷぅ、と息を吹き込まれ。ぼくはまんまる。ポンポン跳ねている。

無表情な女。彼女が隠しているのは、ひとつの嫌悪だ。この土地への?それとも男性一般への?……というより人類全員への嫌悪だ。絶望は根を降ろし彼女の魂の最も深い所に届いている。これを修正することは彼女を殺す事に等しい。今夜も彼女は銀河を見上げている。真剣な眼差しで。