猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

  • 「愛してる」って言ったら「軽いわね」と彼女に言われた。僕にはよく分からない。だって大好きだし一番大切に思ってるし、何時もそばにいたいと思っている。それを「愛してる」って言ってはいけないのかなあ。僕は「愛してる」を繰り返し。そして。秋の風に運ばれた。彼女の「軽いわね」が効いたのだ。
  • 「最終定理」と「魔法のキス」で、お話が書けそうな気がする。漠然と想像するに甘いラブストリーだ。どんなお話なのか?発端も見えないけど、ラストの台詞はたぶんこんな感じ。……「私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる」
  • 魔法少女の武器は花柄のティーカップと熱いハートと唇。押し寄せてくるのはカエル魔王の手先のカエルたち。魔法少女は片端からティーカップでカエルの頭をぶん殴ると、熱いハートを燃やし、カエルたちにキスをする。魔法は解けたカエルは王子にかえるが、なにせ数が多い。
  • 夜、Kがきてこう言った…スガシカオの霊にとり憑かれたようだ…ぼくはびっくらこいた。「まじ、まじ、でもスガシカオまだ生きてるよ」…Kによるとこの世には7人のスガシカオがおり、Kに取り憑いたのは3番目のスガシカオの生霊だそうだ。ぼくは興奮して言った。「何か歌ってよ」
  • 赤い月の夜。マントヒヒがやってきてこう言った…さあ夢の時間だよ。これは君の夢。望むまま好きな事をやってみよう…なるほど僕の体は軽かった。何か重い物が必要な気がしてバットを手にした。僕はふわふわKの部屋に行き、血まみれしてやった。妙に生々しいけど目覚めるんだよね?
  • その夜。先生が現れた時、僕らは色々な意味で驚いた。だって先生は唯物論者だったし、幽霊の話とか愚劣なものだって軽蔑しておられたし。ともあれ先生は学生の本分を説き「早く寝なさい」と言って廊下の闇へと消えていった。僕らが十字をきったのは言うまでもない。
  • 久しぶり寝袋を担ぐと男は街を後にした。ひたすらに歩き野草を枕に夜空を見上げた。誰もいない闇を渡る風が頬をなで、満天の星が瞬いた。静寂が支配したかにみえた、そのとき。男は立ち上がると、拳を突き上げ怒鳴った。「うるせー。どいつこいつも。星も風も草も、全部ひっくるめて死ね!」
  • 深い夜の静寂に吠えた男は、何かを恐れたようにあたりを見回すと、暗い1本の木に近づいた。そしてその幹を叩いた。こうすれば不吉な言葉は帳消しになるのだ……と信じている訳でもないのだが。ぐっすり眠るためなら、それもいっかな、と思ったのだ。