猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

  • 「かわいそうな娘」と言われるたび、彼女は怒った。……「お母さん、それは私に対する侮辱ですよ!」……ってわけ。けれど母はどこ吹く風、ことある毎に言うのだった。「かわいそうな娘」……月日は流れ二人とも年をとった。母ひとり子ひとり。「かわいそうな娘」という母に娘は答えた。「あなたもね」
  • 朝、海岸通りの公園に行った。海は静かに輝いていた。ベンチでは老人が新聞を読んでいた。そばには犬がいて淋しげな目をしている。老婆が現れ、2人は「おはよう」と挨拶した。老人は鞄から紙コップをとりだし、魔法瓶のコーヒーを注いだ。どんな間柄なのだろう。少し不思議。
  • 公園に行って団栗を拾った。幾らでも落ちていた。だからいっぱい拾った。山ほど拾った。そんなものどうするの?と姉に聞かれた。とくに考えはなかった。……じゃ捨てたら?……と姉。頭にきた。私は考えた。団栗100の利用法という本を書くような勢いで。まず団栗枕でしょう…