猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

こんな話をかいた

  • 大きくなったら図書館で働きたい。ぼくはまだ小さいから危険だって、図書館には入れないけど。大きくなって立派な髭をたくわえたら断然、司書になる。じゃ鍛えなきゃね、って母さんは言う。石の本を軽々と棚から取り出す司書って凄い。筋骨隆々。ぼくも筋トレに励んでいるところ。
  • 私は藁。そして人形だが。それさえ本当ではなく、実は存在しない。でも私が打たれると彼は顔をしかめる。知らん顔をしていたいのだが、そうもいかぬのかって顔だ。私は間違って召喚された。藁人形論法の人形さ。
  • いつもの夕暮れ。ありふれた街角で。出会ってしまった。私たちは瞬時に運命を悟り、血の気がひいた。……私たち!……もう終わりだと思う。こんにちは。二重の歩く者。親愛なるドッペルさん。
  • 昔ラジオで映画評論家さんがこう言っていた。スターは高い所でキラキラしているように見えるけど。ひとを見下ろしたりはしない。ともかく、しないのだ。