猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた

  • #twnovel 公園で。隣に座った男の頭は金魚鉢だった。鉢には流木が沈められており水草が揺れていた。不躾だとは思いつつも、目も離せず私は言った。「失礼。綺麗な水ですね。透明だ」……私は思い切って尋ねてみた。「そのう。その金魚鉢に金魚は飼わないのですか?」水面に波紋が広がった。
  • #twnovel 「金魚鉢。そうかもしれませんね。すべては金魚鉢と言えないこともない。人は金魚鉢に住まい、たとえ金魚鉢を出ても。また金魚鉢。無限の金魚鉢の重なり。それが人生」そう言って金魚鉢男は立ち上がった。逆光に鉢が輝いて見えた。「いってみただけです。お気になさらないで」

 

  • #twnovel パッチリとした目だった。長い睫毛はピクリとも動かない。なぜ瞬きをしないのだろう?……と思った。瞳は夜の湖にも似て、黒く深く。見慣れぬ男の顔を、鮮明に映していた。……(「夢十夜」参照、><)