猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

  • 「もうお母さんなんか知らない」と、わたしは言った。曇り空の公園。シーソーの前で母は首を傾げた。……「そう。じゃ私も貴方を知らない」……そう口にするなり女は背を向け、スタスタと歩き始めた。
  • 「四本の手のための詩」という本を手に入れた。別名「恋人達の本」と呼ばれている本で。気の合う人と二人一組にならないと、うまく読めない本だ。僕は一人、考えた。四本の手で頁をめくるのって、なんだかエッチだな、それに少し気味が悪い。いつか読める日がくるのだろうか。
  • 器用な方とお酒を飲んだ。手近にあった紙切れで、さっと折られる折り紙が凄いのだ。紙の盃で飲んだお酒も美味しかった。すっかり、いい気分になり部屋まで送ってもらったのだが。鍵をなくしていた。早速、鍵を折ってもらった。ぎぃと扉は開き。便利なものだなぁ、と思った。
  • 死神は自転車に乗りやってくる。チャリンコに跨り。剣を振りかざし。唐突に。だが天上のやんごとなき所からすれば、それが然るべき時。心せよ。準備を怠るな……って、ばっちゃが言ってた