猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

  • 急ブレーキを踏まれたKは車を降り、空に向かって言った。「ふざけんな指導員、金を払っているのは俺だぞ、金を払って罵倒される趣味は俺にはねぇ、お前はプロか、自らの説明下手を棚にあげ生徒を嬲るのが趣味か、お前も危険予測しろや」その後また車にのり無事、教習を終えた。
  • 13日の金曜日、午後11時59分。時計台の下。私は駈けていた。じっとりと湿った大気の中を、泳ぐようにだ。だが、なかなかたどり着けない。14日の土曜日はやけに遠く、大男はすぐそこだ。
  • 私は劇作家。戯曲を書いているが、ずっとスランプだ。どうせ、どんなに気の利いた台詞を思いつこうが、役者は覚えてくれない。死人どもめ。私は死者ための台本を書いている。小屋の名は前衛劇団ネクロマンシー。
  • 王さまにはファンが多かった。王さまファンは自らの理想を王さまに押しつけ、それがうまくいかないと知ると。猛烈に幻滅してアンチになり、王さまの生首Tシャツを着るようになった。王さまは責任を感じていた。すべての幻想を取り払うことも立場上できなかったからだ。
  • 眠り姫は眠っていたが、城は起きていた。侵入してくる王子たちを見定め、テストするためだ。沢山の王子たちが死んだ。落とし穴で、転がる大石で、毒ガスで。城は迷宮、神のパズル。三百年にわたり城は挑戦者を退け続けた。
  • ツンデレには、ふたつある。犬型と猫型だ。犬型は分かりやすい。フンって、顔は横に向けながらも尻尾は全力で揺れている。これが犬型である。猫型の観察は難しい。たぶん尻尾が2本に分かれるまで、分からないんじゃないかなあ。 
  • 水晶宮が傾いた。ガラスの階段が崩壊をはじめる。それは凄く耳障りな音の洪水だ。ドキリとして、目がさめた。空き瓶の入った袋を手に外に出たが、もう遅かった。また資源ゴミの日を逃した。orz 
  • お姫様と王がチェス盤の前に座った。駒を動かすと、反乱の知らせが届いた。駒がぶつかるたびに、兵士が死んだ。貴族が死んだ。僧侶も死んだ。勝負が決まったとき、兵たちが流れこんできた。