こんな句をよんだ
鎌を手に構えてみたよ夏草に 炎天下。生い茂る雑草に向かって鎌を構えてみた。そんなことをしたって。無論、草はたじろいだりしない。もう少し涼しくなったら、本当に草刈りしようと思った。……という句である。
蔓草やビルの北面征服す 古びたビルの北側の壁を緑の蔓がよじ登り、三階の屋上まで到達していた。夏草の勢いって凄いものだけど、蔓はまた特別だ。屋上にはどんな風景が広がっているのだろう。……っていう句である。
路地裏に飛行機雲と夏の月
金星をかすめてゆく蚊喰鳥
そういえば、2010-09-14に「蝙蝠」についてメモをしていたのだった。忘れてた。
http://d.hatena.ne.jp/kanarihikokuma/20100914/p1