猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話をかいた

  • 彼女を見ると苛々するという私に。Kは言った。「不機嫌になるために彼女を見てるとしたら君も馬鹿だね。ここで彼女への隠された好意を指摘したら君は怒るだろう。まあ優しい気持ちになりたまえ。僕も昔ね。水たまりを見つめる奴を見つけては、殴りたい衝動に駆られたものだよ」
  • 花火も上がったお祭りの帰り道。複数の外灯に照らされた私の足元からは、濃淡の違う幾つも影たちが放射状にひろがり、ドレスのようにも見えたので、戯れに回ってみれば陽気な影たち。部屋に帰って明かりを消しても喧騒の記憶は消えず、たぶん影も影の中で眠る。