2014-07-16 こんな話かいた 短い話 波打つ草原を海に向かって走った。雲の上をいく船は帆をいっぱいに張っている。ぼくの心臓も風力で動いてる。 珈琲屋からの帰り道、小さな王様を拾った。ポケットに入れて持ち帰り金魚鉢に入れて眺めた。王様は不機嫌そう。王様の目に私は映ってないようだった。小さな王様は小さな携帯を取り出した。王国と連絡がとれるなら何より、と思っていたら。小さな大声が響いた。クーデターが起きてるみたい。