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猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話かいた

ときどき、降る雨も本のようだ。見えない手が雨の頁を繰ると青空で、飛び立った鳥の声が聞こえた。通りには本のような扉が並び、待ち合わせていた彼は扉のような本を手にしているが。じつは、その本が私で開かれるのを待っていたり。
 
もし犬を飼えるならな、風と名づけたい。そうしたらぼくはこういうのだ。風がミルクを飲む。風が尻尾をふる。風がボールを追う。風が走る。風が食べる。注射をされる風。風がうずくまる。居眠りばかりする風。風に吹かれる風。などなど。