2014-08-08 こんな話かいた 短い話 屈強パン屋は人気の店で、行列が出来る。行列は垂直に並ぶ。 後からきた者が、前にいた者を肩に担ぐのだ。縦に10人。 その高さに屈強パン屋の親父はいて、ホイと屈強パンを手渡す。 パンを受け取った客は、9人ぶんの高さからジャンプ! 次の客が前の9人を持ち上げる。行列は朝の6時から。 屈強パンを求める者たちが、ぞろぞろと集まってくる。 7時には売り切れる。すると まだパンを手にしていない9人の縦列が残る。 9人は咳払いをして、上から順番に列を離れていく。 手をふるのは。また明日、って意味だ。