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猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話かいた

交差点の角地に三角の建物が建っていた。見てると何かしら落ちつかないのだった。三角の建物が建ってから、いろいろな店舗が入った。携帯電話の営業所、ケーキ屋さん、なんかの塾、マッサージ屋さん。他にもあったと思うけど、もう覚えていない。
車の通りは多いけど駐車スペースもないし。仕方ないのかなぁ、とも思う。でも、それよりも三角の敷地に三角の建物っていうのが、ぼくをソワソワした気分にさせるのだった。三角の建物の、三角の部屋で暮らしたら、落ち着いてお茶も飲めないと思う。
三角の建物がたつ交差点を通るたび、そんなことを思っていたのだが。今日、見たら取り壊されていた。並びの古い家も壊され、合わせて綺麗さっぱり、更地になっていた。きっと三角の土地に苛々した人が買い取って、重機を入れたのだろう。三角の土地はなくなり、いまは台形の土地だ。