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猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話かいた

感情は怖ろしい。笑いも。怒りも。涙も。他人の談笑も怖ろしい。知らない人でも。知ってる人でも。顔は怖ろしい。恐怖を前に。座った椅子が砦で。無能な指揮官は空ばかり見てる。
……無口なんですね……ええ、まあ……それに全然、表情をつくらない……はぁ……ぶっちゃけ不気味なんですけど……
私のマジノ線。無表情もこうして破られる。無表情であることもリスキーなのだ。無能な指揮官よ。空に浮かぶ雲もこう言っているぞ。……最低限の表情は学ぶべし……敬礼。
 
 
ピアノも眠る。眠ったピアノは寝ている間に売りに出される。車に積み込まれ。目覚めると、知らない家だ。ピアノ、びっくり!ピアノのびっくり顔を見るのが好きな、業者さんがいるのだ。
「眠っているピアノお売りください」
ピアノと間違えられ、売られてしまう猫もいる。のんきな猫は新しい家についても、まだ眠っている。調律師さんがきて悪戦苦闘する。手にする武器は音叉にハンマー。眠った猫のための協奏曲が書かれるは、半世紀後のことだ。