2017-01-28 こんな話かいた 短い話 ふたりの本 思い出の本を手にとった。すっかり忘れていた。 むかし彼女と二人で読んだ。笑いながらベットの上で。 愉快な読書だった。手にとり目をおとすが、 うまく文字を追うことが出来ない。 笑ってもいいが、何かを読み解いてのことではない。 同時に二人の読者を要求する本なのかもしれない。 二人でないと読めないのだ。