猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

尼寺や彼岸桜は散りやすき 漱石

「尼寺や彼岸桜は散りやすき 漱石
で検索してた。明治28年の句らしい。年表を見たら、松山中学校に英語科教師として赴任した年であった。でも彼岸の頃はまだ東京にいたのかもだ。だとしたら下宿してたという小石川の尼寺法蔵院の桜かもしれない。
家を後にするときの詩歌って、なんか趣深い。「東風吹かば」とか。「草の戸も住替る代ぞ」とか。お引っ越しの、ポエムでもあると思うのだ。

「彼岸桜」でも検索した。彼岸の頃に咲く桜なのだろう、って思っていたら。小彼岸桜とか、江戸彼岸とか、桜の品種も指すようでもあった。うーん。桜の木を見ても品種とか、ぼくは分からないから。ソメイヨシノシダレザクラ以外は、ぜんぶ山桜と呼んでた気する。
せめて桜くらい、花を見たときに調べればいいのに。やんないなあ。……雑草という草はない……って話を思い出し少し心苦しいが。植物に系統だった興味もなければ、ぜんぶまとめて「雑草」と呼ぶでしょう!とも考える。
山桜というのは、山に生えてた野生の桜みたいなニュアンスもあるらしい。対して、人の手で品種改良したものを里桜というらしい。この分類は、なんか気に入った。山桜と里桜。