猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2011-02-05から1日間の記事一覧

こんな俳句をよんだ 裏道に予鈴も響く春の午後

──裏道に予鈴も響く春の午後 近所に学校があって、校舎の北側の道は細く暗い。歩いていたら予鈴がなって、少し胸がざわついた。すぐにもうぼくは関係がないのだ、と思いほっとしたみたいな気持ちになった。──という句である。今でもたまに学校の夢をみるのだ…

こんな俳句つくった

寒明けて病院に向かう日和かな ベランダで猫ものびする寒の明け

すこし道に迷った

いつもは真っすぐ行く角で曲がったら、知らない道だった。日は沈みかけ、四角い建物の四角い窓に明かりがついた。公園があって並木があって煙突があってサイロがあって、ぜんぶ見知らぬシルエットだ。空には糸くずみたいな月がかかっていた。

こんな話を書いた ツイッターで

病室でうつらうつらしていた。ふと気づくと、開いた本の上に蟷螂がいた。淡いグリーンでとても小さいが立派な鎌を構えている。開かれた草原に降り立った蟷螂。無意味な文字が波打つ草だ。とても無意味。慌てて本を閉じたい衝動にかられた。死神さんって意外…

こんな俳句を書いた  寒あけて関数収縮の子猫かな 

──寒あけて関数収縮の子猫かな 今日。ツイッターで「みんな、シュレーディンガーの猫、好きだなあ」と書いたら、「…猫は箱の中に居るんじゃなくて皆の頭の中に居るんだよ。にゃあ」ってochagashidouzoさまが返事してくれたのだった。それで、あれこれ書きな…