とある月の晩。酔ったKを部屋まで、おぶって運ぶことになった。火照った頬に風も吹き私はいい心持ちなのに、背中のKがブツクサ五月蝿い。猫が横切り、私は立ち止まった。またKが何か言う。「えー、何だってぇ」と聞いたら、こう怒鳴られた。「酔っぱらい…
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