猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2014-07-12から1日間の記事一覧

くま名言  若人は夏を数え、老人は春を数える

名言を思いついたので、ここに記しておきたい。忘れないように。いわく、 若人は夏を数え、老人は春を数える ツイッター方面では少しだけウケた。いつかお話の中で使うつもり。><

こんな話

「図書館に行く」と言ったら、母が泣きだした。泣きながらサンドイッチを作り、泣きながらポットに紅茶を入れ、泣きながら父の形見だという短剣を手渡し、泣きながらこんな忠告をくれた。「靴は丈夫なものが良いけど、新しいのは靴ずれがするから、慣れるま…

書いてた

七夕の夜。プラネタリウムで、彼女と待ち合わせをした。彼女はこなかった。べつに平気。ひとりでも星は見れる。しかし毎年、この日は雨が降る。 病弱な私に、姉は植木鉢を持ってきた。鉢植えの世話は面倒だが、姉はときどき来るので捨てることも出来ず、水や…

こんな話かいてた!

夏。とおり雨のあと。小さな水たまりの上に、小さな雲がおきることがある。小さな雲は小さな渦を巻き、小さな嵐になる。愛好家たちは網で嵐を捕まえると、専用のコップの中に入れる。コップの中の嵐は、この地方の風物詩だ。 私は彼女が嫌い。嫌い、嫌い、嫌…

こんな話もかいてた

この季節になると人は高台に移る。地下からゾンビが沸いてでるからだ。街はゾンビでいっぱいになる。が。それもひとときのこと。長雨が、ゾンビを溶かし海に流す。そうしたら、また人は街にもどる。排水口の掃除をするためだ。 そいつは言った。 「雨が降る…

こんな話かいてた

青空の下。鯉のぼりがたなびいていた。風もないのに。……それで亡霊なのだと分かった。凪いだ空に優雅な泳ぎを見上げるのは楽しかった。けれど少し疑問。なぜ鯉はポールの先にとどまるのか。もっと遠く泳ぎ回ってくれてもいいのに。たとえば公団住宅の給水塔…

こんな句もよんでた

三角に小さく切った初西瓜 今年はじめての西瓜を買ってきた。まるまる一個じゃなくて、切り分けられたパック入りのやつを。少しお高い買い物でもあったので、包丁でさらに小さく切って食べたぜ!……という句である。

こんな句よんでた

葉桜や静かに溶ける路地の裏 華やかに咲いていたときには、あそこにも、ここにも、と思っていた桜も。散ってしまえば、だんだんと目立たなくなり、見慣れた町なみの一部として意識からは遠ざかっていくようで、この淡い緑の印象が最後かな、と思った。……とい…

こんな話かいてた

ラッコはお気に入りの石で貝を割り脇に挟んで眠る。大切な石なのだ。とある月夜。海藻を体に巻いて波間に漂うラッコを人魚が見つけ、その石をそっと取り上げた。ラッコの眉間に皺がよる。鼻先に悪夢を突きつけられたかのように。人魚が石を戻すと、ラッコは…

一匹狼でいこう!

しかしウケない

こんな話かいてた

窓のない部屋で、我らは小声で話す。選ばれた者の報告だ。規則は12。口を開くまで私自身も知らなかった(!)秘密を暴露すると……軽くなる。仕切りの外には体重計が置いてあって、背の高いひとが手帳に記す。大切なことなのだ。天井は高いが。背中に翼がはえ…

こんな句よんでた

葉桜や木陰は寒し握り飯 葉桜の下のベンチでお握りを食べた。春とはいえ、木陰は寒かった。まだ日向の方が恋しいね。……って句である。 ><

こんな漫画かいてた

ロボットも…… Zzz ……の目借時