頭が重いと思って鏡を覗くと、頭の上に墓石が立っていた。お坊さんがお経を唱えにくる。線香を焚く者もいる。お供えの花が枯れる、蚊がわく、いいことなしだ。だが一番、腹がたったのは肝試しにくる連中だ。頭にきて墓石を投げ捨てたら、木の芽が出ていた。…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。