徒然
むかし、こんな先生の話を読んだ。 先生は教師なのだが小説も書いていて、それは本にもなっている。でも、あまり売れていない。出版社に顔だすことになって、寒々とした世間話をする。さて帰ろうとすると、編集者が言うのだった。 「先生、これ。少しはもっ…
特別な思い出もあまりないのだが。いつの間にか、ハロウィンはやってきて恒例の行事か風物詩のようになっていた。本当に知らない間に。カレンダーの中にまで入ってきて、9月をめくるとそこにオレンジ色の南瓜お化けがいたり、とか?一番はやくやってきた南…
評価されて嬉しい、とは言わないこと。反対に私に賞を与える方へ、かるく軽蔑すらしています、と態度で示すこと。ときに文学賞の授賞式に現れる不機嫌な人がそうなのだが。 傍目には凄く分かりにくいと思うのだ。そんなに嫌で軽蔑までしておられるなら、受賞…
絵の上手下手の話をすると、自分の絵の下手さも話さなきゃみたいな感じになって、ぼく的にはつらいものがあるので、思わず顔をそむけたくもなるのだが。とある人がこう呟いていた。……絵を描けるひとはいいな。さっと一枚の絵を描いて、いいね、がいっぱい。…
「だれに頼まれた訳でもないのに」このフレーズがぼくは好きだ。たまに使う。どこかで読んだものに違いないのだが、どうも思い出せない。「吾輩は猫である」の一節だったような気もする。 まだ名前のない猫が人間観察をしてて、忙しい忙しいっていう人を不審…
「月が綺麗ですね」と要約できる話をふたつ続けて読んだ。主人公は部屋に一人でいて、窓の外には満月がでてて、それを写真に撮り心憎からず思っている相手におくる、という内容だった。 ニュアンスやオチはそれぞれ違ったけれど。「月が綺麗ですね」 → I lov…
きのうは、「かわいいフリー素材集さんで4コマ漫画」というのを書いたのだけど。ちょっと違うかなあ、って気がしてきた。ごめんなさい。誰に謝っているのか分からないけど。><
発表の場所をひろげよう、と思い。 「オンラン漫画 投稿 サイト」で検索した。 それで色々なサイトを見て回ったのだけど。 なんかスゴかった。 みんな、メッチャうまい。 そして圧倒的ボリューム! こっ、これは。 くまの居場所などないかもしれない……と思っ…
今朝、ぼくは怒っていた。なんでかっていうと。ゆうべ、つくったオンラインブックの閲覧者数が29しかなかったから。……29かよ……と思った。大層なマンガではないだろうけれど。試行錯誤もして、けっこう時間もかかってるんだよ!がんばったのにぃぃぃぃぃ…
「犯人はお前だ!」の画像をいろいろ見てみて、少しツンツンした感じがした。他人を人差し指でさす、って考えたらちょっと失礼だ。容疑者さんに対してだとしても。良い子のする仕草ではないような。 とか考えていたら。トリック劇場版 ラストステージの「犯…
今週のお題「思い出の先生」中学のとき。教育実習で女の先生がいらっしゃって、国語の授業がはじまった。 教科書を開き読み始めると、野の花につくアブラムシことが書いてあって、 先生は自信満々にこう言われた。 「アブラムシとは、ゴキブリのことです!」
今は昔の夏。映画館でアルバイトをしていて。少しだけ映写機も動かしたりもしたのだが。映写技師の方がとても、ずぼらな方で。彼の持ち場、映写室は凄く埃っぽかった。映画館はお掃除用品の会社とリース契約していて。毎月、決まった日に綺麗なモップが用意…
うごくな ねこ まるいもの
五月になれば夏。で。意地でも夏の気配を察知し、夏の句をよまねば、とか思うのだが。雨が降りだせばもう梅雨で、そんな気持ちも失せてしまう。梅雨は梅雨で独立した季節のような気もするのだが。もしそうなら、春→夏→梅雨→また夏、とわが季節は巡っているの…
パンダのしっぽは、やはり黒かった。ずっと動物園のひとが、ペンキで白く塗っていたんだ。
「立秋。暦の上では秋ですが......」という紋切りがぼくは好きだ。テレビでもラジオでも毎年、同じことを言う。でもそう言ってる人は去年とは違う、べつの方なのだ。同じ言葉の繰り返しだけど人の方は移ろってゆく感じが面白い。 今朝、増殖する歳時記(http…
「イヌノフグリ」っておもしろい。植物学者、牧野富太郎の命名らしいのだが。素晴らしいネーミングセンスの持ち主だと思う。牧野先生にはこんな名言もあるらしい。……「花は、率直にいえば生殖器である」……先生、率直すぎ! ※これも先日、はてなハイクにかい…
眠りに適した本というのは、どこか教室にも似てると思うのだった。前にも考えたことなのだが。たんに難しいだけの本では、たぶんダメで。自分自身が興味を持ち、なんとか読破したいなぁ、とは思っているのだけれど。やっぱ、無理。と快く諦めさせてくれるよ…
「ため息をつくたびに幸せは逃げてゆく」という言葉について。……だから、ため息はやめなさい。あなた自身の幸福のために……っていうのは少し違うと思うのだった。ぼくが想像するに。他人のため息を見るのが私は不快だ、という事がまずあって。ため息はやめて…
先日ホームセンターに行って、チョークみたいな形の砥石を買ってきたのだった。 主にアウトドアとかで、ナイフの手入れをするための砥石らしいのだが。 ぼくが買ったのは、剪定鋏をピカピカにするためだった。 谷山浩子の「ハサミトギを追いかけて」を聞きな…
スーパーにいったら袋入りのうどんが1袋20円で売っていた。それを見て……カレーうどんもいいな……と思ったのだった。レトルトのカレーは買い置きしてるし。うどんをつくって暖めたカレーをのせたら、カレーうどんの出来上がりだ。そう思い、20円のうどん…
古くなったごみ箱を捨てることにした。プラスティック製だが。「プラ」マークはついてないから「燃えるごみ」だ。かさばるからノコギリをギコギコひいて、ごみ袋に入る大きさに切り、少しつかれた。さようなら、ごみ箱。
掃除機、買った。スタンド型あるいは、スティック型っていうらしい。今まで敬遠してきたけど、このタテタイプっていい。そのまま立てておいて邪魔にならないし。掃除機の性能も良い方にこしたことはないけど。それより、すぐに使えて、邪魔にならない、とい…
最近、サラダをよく食べている。スーパーで売っているひと袋100円の千切りキャベツの事だけど。お皿にキャベツをひき、その上に豆腐をのせ、ドレッシングをかけて豆腐サラダの出来上がりだ。このドレッシングについて、ちょっとだけこっているのだった。……
そうだ。去年、「おやすみ」の本を作ろう!ってぼくは思っていたのだった。それは「おやすみ」という挨拶の本で、同じ「おやすみ」という一言で、さまざまな場面を描いた本になるはずだった。思っただけに終わってるな。ダメじゃん。……orz
浮かれ猫の声って今年はまだ聞いていない。夜中になかれたら、なかれたで、うんざりするものだけど。「春の猫」という季語は面白いから、少し待ってる自分もいる。春の猫、こいっ。春猫の鳴き声を耳にする前に、「春の猫」の句が出来てしまう事態は避けたい…
最近、俳句がつくれていない。毎日、一句ひねりませう、とか考えていたのに全然だめだ。思うに俳句をつくるのにも、そうした姿勢みたいのが必要で。暇があったら季節の風物に目をとめ五七五に文字を並べちゃうぞ、ってどこかで思ってないと。俳句脳が始動し…
雨あがり公園に行ったら、蝉が凄い勢いないていた。ぼくは大きな木の影にいた。風が吹いたので、大粒の水滴がいっぱい落ちてきてきた。見上げると、太い木の枝の途中に蝉の抜け殻があった。木の中央の方をみると、垂直に伸びた幹の3メートルあたりから、問…