猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

こんな話を考えた 「シリアルという名のキッチン用品店」

シリアルという名のキッチン用品店
 
母は、もちろん優しい。けれど。キッチン用品店に行ったときの母は、なぜか妙に恐ろしかった。肉たたきを手にとり、手ひらをポンポンと叩いてみる母。圧力鍋を持ち上げ、その重量を確かめる母。先の尖ったビーラーも、銀色に輝くチーズおろしも、すべて不気味に見えたが。私が一番、怖いと思ったのはドイツ製の製麺機である。
 
 
※この話もハイクに書いた。いつも投稿したあとに誤字脱字に気づき、なんかがっくりする。注意散漫。