猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

こんな話を書いた

 
 新しい靴をはいて散歩に出たら。公園の咲き誇る藪椿の木の前で、写真撮影してる人達を見た。被写体は髪の短い少女で、着物の柄も赤い椿で、二枚のレフ板が彼女の白い歯を照らしていた。首長竜の滑り台があって、木蓮も咲いていた。街を見下ろす丘の上の駐車場まで行くと桜も満開で、浮き浮きした心持ちになった。蜜蜂を羽音を聞いて、丘のむこうの池まで行ってみることにした。池のそばには古い藤棚があるのだ。