こんな句を詠んでた
両の手で湯呑みを包む雪女
「雪女」は冬の季語。 歳時記では天文に分類されており、「雪晴」や「風花」と同列、って「増殖する歳時記」に書いてあった。「雪女郎です口中に角砂糖 鳥居真里子」って句がおもしろかった。
らんどせるエクトプラズム白い息
「その息の白いたましひつぽいかたち 佐山哲郎」って句があるらしい。同じこと考えてたよ、と思った。
電柱で今朝も鳴いてた寒鴉
「脇へ行くな鬼が見るぞよ寒雀 一茶」 なぜいきなり「鬼」が出てくるのか、ぼくには謎。「寒雀」「凍雀」「ふくら雀」は冬の季語。今更だけど。「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」は「雀の子」が春の季語だった。
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