猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

ちょろい表彰状

今週のお題「表彰状」

表彰されたことはないのだった。
で。
話が終わってしまって、また困るのだが。うん。
他人が受け取る表彰状について。
皮肉というか小賢しい気持ちも抱いていたこともあった。
確か「塀の中の懲りない面々」で読んだことだと記憶するのだが。
選ばれ賞されたいと願うなら、模範囚として選者が喜ぶようなことを
書かくのが第一義であって、そうでなければ何を書こうが屑箱いきだ、と。
同じような話は幾らもあって。たとえば「⚪︎⚪︎の主張」の受賞者が、
ぶっちゃけた場で、選者の傾向はハッキリ示されていますからね、
選者が望むものを望まれる形式で提出するだけですよ、わははは、
とかいうのも。まあ、ありふれており、
秘密でもなんでもないのだ。
けれど、それはけっして馬鹿にするような事ではなくて、
小賢しい自意識を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、
ってことなのだろう。
愚鈍にも映る紋切りを小馬鹿にしてしまうような自意識
過剰なわたし。反省。orz

話は変わるが。
表彰する人がいて、表彰状を受け取る人もいるのだろう。
たまには表彰する人になるのもいいかもしれない。
これは友人の話だが、彼はたまに画用紙に表彰状を書いていた。
「お母さん何時もありがとう、ここに貴方の笑顔を讃え
世界で一番の笑顔賞を授与します、⚪︎⚪︎年⚪︎月⚪︎日」
あと彼の署名と芋版の捺印。
彼のお母さんがまた愉快な方で、恭しくそれを受け取り
喜んでおられたらしい。
互いに、ちょろいな、って思っていたのかも。
><