猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

こんな話を書いた

大富豪の探偵は、穴の開いたコインを指で弾いた。
「では、こうしましょう。もし犯人が自ら申し出てくれたら、この城を買い与えた上で、向こう百年の維持費を提供すると約束します。天文学的な金額ですが、私なら用意できます。有能な弁護士も紹介します。いかがですか?」
容疑者達は顔を見合わせ、全員がいった。
「私がやりました」
「困りましたね。では各自、証言し物証を提出して下さい。矛盾のない、もっとも説得力のある自供をした方が犯人ですよ」
なんでもお金で解決する、探偵なのだった。