猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2010-09-10から1日間の記事一覧

虫時雨かき消してゆく救急車

【俳句】虫時雨かき消してゆく救急車──夜、あたり一面に虫の声が響いていた。そこにサイレンを鳴らした救急車が近づいてきて、びっくり。すこし不思議な感じがした──という句である。

白壁にぺたり貼付くヤモリかな

【俳句】白壁にぺたり貼付くヤモリかな──白い壁にまるで影のようにヤモリくんが貼付いておりしました──という句である。【メモ】調べたら「守宮」(ヤモリ) って夏の季語の季語らしい。なんとなく、そんな気もした。来年の夏にまたヤモリの句はつくろう。

草むらや空へと降るか虫時雨

【俳句】草むらや空へと降るか虫時雨──夜の草むら、いっぱいに虫がないていた。虫の声が雨なら、地上から空へと降る雨だな、て思った──という句である。【メモ】地面から空に降る雨ってなーんだ?という、なぞなぞ。林より空へと降るよ蝉時雨、っていうのも…

暗がりでおおとか呼ぶな太い猫

【俳句】暗がりでおおとか呼ぶな太い猫──夜道を歩いていたら突然、おお、と呼ばれた。猫の声だった。少しびびった──という句である。

秋麦酒ザーサイ食べてフフフのフ

【俳句】秋麦酒ザーサイ食べてフフフのフ──ザーサイをつまみに麦酒を飲んで、なんか幸せ。我ながら単純──という句である。