猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2014-01-01から1年間の記事一覧

こんなポエムかいた

砂の街 砂の街はサラサラしてる サラサラと流れて なにも積まれることはない お城は夢 人もサラサラと過ぎ行く おはよう こんにちは すべてが一度きり さようなら を言うひまもない 誰もがよそ者 風が運んできた 砂の街は吹き溜まり ときに渦巻く風が 人々を…

こんなポエムかいた

線香花火は小さな焚き火なのかもしれない。火花を散らし、丸くなって燃焼し、ポトリと落ちるまで。人は物語る。小さい炎に小さい話。ほとんど聞き取れないほどの小ささ。

ちょっと書きなおす 変な占いの話

道に迷い歩道橋の下で道を尋ねた。老婆は地図を描こうといい、私の手のとった。黒いマジックで運命線をなぞり、これが道、生命線をなぞり、これが川、という具合に説明してくれた。目的地は結婚線の端あたり。この町の地形と私の手相はほぼ相似であるらしか…

こんな話かいた

図書館には羊男がいる。 オペラ座の怪人みたく地下に秘密の部屋を持っていて「羊の本」を探している。羊男が「羊の本」を開くと何か良い事があるらしい。この探索は世代をこえた事業だ。現在の羊男は3代目で、実は女だ。でも羊男。司書とは仲が悪い。司書だ…

こんなポエムかいた

さていくか ……と言って立ち去った方に幸いあれ 彼は一番よい時に席を立った 彼は海を渡り商人に 青空の下で商うのは 有刺鉄線か棍棒か 耳にするのは風の便りの陽気さよ ぼくらといえば相も変わらず 酒宴の席で ホーホーと叫びつつ 同じ場所を回っているのだ …

ちょっとだけ書きなおした

可哀想な娘 夕食時、母は言った。 「ご馳走、ありがとうね。でも私と二人。可哀想な子」 この口癖に慣れる事が出来ない娘のこめかみで、血管がピクピクと動いた。階段をのぼり自分の部屋へ。一日の終わりにはサボテンと話すのが彼女の日課だった。 その日あ…

ちょっと書きなおした 

クマとは呼べない 森の公園に行ったら、滑り台の所にクマが寝ていたので言ってやった。「おい、クマ、邪魔だよ」クマは返事をしなかった。美しいまでのスルーぶりだった。家に帰って猟銃をとってこようと思ったほどだが。クマはゆっくりと空を見上げ、こう言…

海のトランペット吹き

人はなぜ、海にくるのだろう。沖をいく船に挨拶をして、飽きもせず打ち寄せる波に飽きるまで、遠く水平線の彼方から吹きつけてくる風を頬に受けるため。……少なくとも、下手なトランペットを聞きにではない、って思うのだ。ぼくは静かに海を見たいだけなのだ…

カロンと剣豪

三途の川の渡し守はカロン。 カロンは船乗り、櫓をこぎ、河を渡る。河は暗く、広い。なんか変なもの、名前もないなんかも跋扈するし。なりより向う岸に運ぶ客層もよくない。 で。 カロンも、礼儀正しくしてばかりもいられない。五月蝿い客は、手にした櫓で叩…

こんな話かいた 

遠い親戚が死んで遠出をすることになった。黒い服をきて、駅に向かい、切符を買って、電車に乗り、窓の外を眺めた。電車は町を離れ、山の奥へと向かう。 トンネルを抜けると川が流れていて、可愛い鉄橋を渡った。小さな駅の前には斜面が迫っていて、家々の屋…

はてなハイクのスパムがひどい、と思った

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「はてなハイク」→http://h.hatena.ne.jp/ のスパムがまたひどいのであった。何ヶ月もずっとひどいらしいのだが。今日は、エッチーな画像つきで嵐のように連投されているのであった。通報しても、対応してくれないみたい。ユーザーさん個人の対処法として、…

こんな句をよんだ

足元がスースーして終える秋さがし 立秋がくれば、暦の上では秋。吹く風などに秋の気配を探してしまうのも、また人の性ではないか、と思うのだが。8月は暑いし、それは難しいことなのだった。それが9月もだいぶ過ぎて、冷たい雨が降って、急に床まで冷たく…

ツイッターでこんなこと書いてた

net

pic.twitter.com/BLfj57rGV6— kanarihikokuma (@kanarihikokuma) 2014, 9月 2 pic.twitter.com/e9RPf9h6jt— kanarihikokuma (@kanarihikokuma) 2014, 9月 2

こんなマンガかいた  雪だるまと冷蔵庫

こんなマンガかいた

憤怒の時間

今日しった言葉  「獺祭」

「獺祭」(だっさい) 獺はカワウソのことらしい。このカワウソが川岸に魚を並べる様子が獺祭魚で。「晩唐の政治家、詩人である李商隠は作中に豊富な典故を引いたが、詩作の際に多くの書物をカワウソが魚を並べるように置いたため、獺祭魚と称された」とウッ…

テスト

pic.twitter.com/8hbymbpCM7— kanarihikokuma (@kanarihikokuma) 2014, 9月 17

「書くこと」

今週のお題「書くこと」 「書くこと」と「描くこと」は少し違う。 「書く」っていうと、ペンを持って文字を書いてるイメージで。 「描く」っていうと、同じペンを持っていても絵を描いているイメージで。 やっぱり、ちょっと違う。 でも、文字を使って目にし…

こんなマンガかいてた 秋あつし

こんなポエムを書いてた ><

用心をして石を置くこと。 誰にも気づかれず置いた石に自分で躓いて、痛い目にあえる人もいるのだった。 上空にいる自分を見つけること。 高度5メートルくらい。躓いた自分を見下ろす程度の高さ。 列に並び他人の後頭部を眺めること。 後頭部に吹く風の冷た…

こんな句よんでた

流木に腰をおろして秋の空 海岸に行ったら流木があった。ベンチの変わりに腰をおろして、しばらく空を眺めた。座りごこちは最悪だったが。という句である。

あたらしいタッチペン買った

こんな句よんでた

松林ずっと鳴いてる秋の蝉 松林を歩いたら、五月蝿いくらいに蝉が鳴いていた。日は傾く様子もなくて、この午後がずっと続きそうな気さえしたけど、もう9月なんだよなぁ、って思った。……という句である。 細い道蟹が横切る浜の秋 松林の中を歩いていたら、蟹…

2秒でわかる嘘

蛸は海の野菜である。

こんな話かいた

重すぎるのだ。ゆえに、ダイエット教室。亡霊たちのための。さぁ、身を軽くして、天にのぼれ。煙のように。インストラクターはいるが、教室にひっぱってくるのが難しい。

てすと

青い稲妻がぼくをせめる ♫ pic.twitter.com/bF8jTp3PCw— kanarihikokuma (@kanarihikokuma) 2014, 8月 29

こんなポエムかいた 推敲ちゅう

鏡みがき 鏡を磨き 鏡を歪め 慎重に 歪みを測る 力のいれ具合 鏡に映る私が 遠ざかる星

体重計かった

こんな句をよんだ

稲妻がパッと照らした部屋の壁

こんな漫画かいた

夢遊ロボット1号