猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

鼻水をかんで見上げる冬の月

夜中に目を覚ました。トイレにたち、また布団にもぐりこむ前に。丸い月を見上げた。鼻をかんだ。寒かった。──という句である。冬至らしい。

「ショート・トリップ」を読んだ

「ショート・トリップ」を読んだ。面白かった。タイトルどおり短い旅のはなしの短編集で、スイスイと読めると思う。ぼくは読破するのに一ヶ月くらいかかったけど。それはぼく自身の怠惰と夜は眼鏡をかけないと活字をおうのがつらくなった、という事情による…

こんな話を書いた 「東京」

東京 こんな夢を見た。 電車に乗って、年老いた犬と一緒に旅行に行く。東京らしいのだが高いビルとかはあまりなくて、田んぼにまっすぐな道がのびていて、えんえんと電柱が並んでいる。犬に帽子をかぶせながら、ぼくは云う。──「流石、東京だ。こんな所では…

こんな話を書いた 「紙コップ」

紙コップ 彼と彼女はきれい好き。それぞれのやり方で。彼女は彼の部屋を見て好感をもった。スッキリしてる。それは彼女にとっても大切なことだった。彼が手料理をふるまう。テーブルに皿とコップとが並ぶ。ただし全部、紙製。ナプキンも当然、紙だ。昆布だし…

好奇心のパラドックス

「情報中毒」と「好奇心のパラドックス」 http://wiredvision.jp/news/201011/2010113023.html 上の記事が面白かった。結びにはこう書いてあった。 つまり、好奇心にはパラドックスがあるのだ——「すでに自分が知っていること」をもっと知りたい、という。 φ(…