猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

埋め草

こんな話を書いた ツイッター いろいろ

宇宙を行く船の船乗りも、カレーを食べる。船乗りといえばカレー。それが伝統というもの。この伝統はひとつの伝説に始まっているらしいのだが。かなり眉唾ものだ。でも気にしない。っていうか気にして?……星の海を行く船の船乗りは、目覚めるとカレーを食べ…

こんな俳句をよんだ ツイッターで

ぎゅっとして やがてパッとする冬芽かな …>< 大欠伸のびをしている冬芽かな ツイッターでは「#jhaiku」というハッシュタグをつけて投稿している。その日、その日で、季語を出して下さる方がいて、それに応えるようにして句をつくるのが、なんだか楽しい。

こんな話を書いた ツイッターで いろいろ

日だまりのベンチに小さなお婆さんが座っていた。隣には猫がいて。やはり眠ってる。私は買物カゴを置いて隣に座った。「いい日和ですね」と声をかけようとしたら、もうお婆さんいないくて。顔をあげた猫が欠伸をしてる…だけだった。猫も夢をみるのかな? と…

こんな俳句を書いた ツイッターで いろいろ

冷たさを蹴って飛び立つ水の鳥 滑稽な冬帽子かぶった …(>(ェ)<) 部屋の中でもかぶってる冬帽子

こんな話を書いた 難事件なう

くまが倒れていた。死因は絞殺。容疑者は以下の3匹。亀、蜜蜂、ヘビ。それぞれに動機はあった。亀は言った…僕は無理です、だってこんなに短い前脚ですよ…蜜蜂も言った…僕も無理、ちいさいし…ヘビは言った…私なんか手脚すらない。兎探偵は言った…だよねー。 …

こんな話かいた いろいろ

いつも偉大な一歩。月面に降り立った宇宙飛行士の。あるいは。ずっと車椅子に座っていたクララの。それとも。タラップを降りる将軍の。お母さんの目の前で踏み出した赤ん坊の。卵から這い出したカメの。だいいっぽ!つづく反対の足は、ちょっとざんねん。 く…

こんな俳句を書いた いろいろ

赤い実を入れたら跳ねた雪うさぎ …(・(ェ焼き芋の包み紙にある大事件 イモ割った瞬間がちょうど三時(うそ) 思い出したように咳する冬の夜 冬灯り急に消えるとちょっと怖い 春もすぐそこよと招く一茶かな 冬の朝空き地を分つビルの影 冬の風ぎゅっと掴んで…

こんな話しも書いていた いろいろ

夜の街を歩いていたらぼくを中心に沢山の影が広がっていて、濃く短い影もあれば、淡く長いも影あって、それらがちょっとづつ重なっていて、おーグラデーション!って思った。 吉田さん写本というものがあって「七夕の伝説の決定版、驚愕の真実がここに」とい…

こんな話を書いた いろいろ

ピンポンダッシュは命がけ。掛け値なしにそう。呼び鈴を押して…ピンポン!…と鳴ったら。すかさずダッシュ。難しいのは結果を確認したい、という衝動に打ち克つことだ。…ふり返るな!絶対に…ふり返れば恐怖の御手に捕まり地獄の底だ。例外はない。それがピン…

閑話休題

こんな俳句かいた 植木鉢はみ出して咲くアロエかな

植木鉢はみ出して咲くアロエかな ──そういえば、今日アロエの花を見た。鉢植えなのだが、やっぱアロエは強健。てゆうか、凶暴にすら見える。寒さにも暑さにも乾燥にも強い。放っておいたら凄いことになってしまう。その様は爆発の現在進行形!……みたいだな、…

こんな句を書いた  やき芋を割り両手に考えた

やき芋を割り両手に考えた ──何を考えたかといえば、「 われ一口犬一口のパンがおしまい」という荻原 井泉水の句だ。

こんな俳句よんだ いろいろ

怪獣が踏みしめるぞ霜柱 …(・(ェ やれやれと首をかしげる冬の蠅 底冷えの廊下を滑り新記録 寒日和ビルの隙間のクジラかな 日だまりに猫みたいなバスタオル 惜しげなく咲きこぼれいく椿かな 家囲うぴかぴか緑薮椿冷凍庫季節をこえよ雪だるま 冬ごもり布団の穴…

こんな話を書いた 「最低の台詞」

その夜。ぼくは考えていた。自分の間違いについて。ぼくはよく間違う。なんでも間違う。でも。ぼくはぼくの欲望を間違うことも出来るのかな。カレーを食べたいと思ったが、その欲望は間違いだった……とかいうのもアリ? いっそ絶世の美女を思い浮かべた方が面…

こんな話を書いた

ぼくは嘘つき。小笠原諸島クレタ島の産まれなのさ。お腹にはポッケがあって、預金残高は1兆百万と120円。背中には翼を隠している。蟻食いも倒すし、大きなゴキブリだって怖くない。嘘だけど。嘘じゃない。だから笑って。君の笑顔がぼくのすべて。たぶん…

こんな話書いた 「秘密の呼び名」

彼は言った。「ねえ、ぼくらは恋人。だろ?なら恋人同士。秘密の名で呼びあっても良いと思うのだ。キティーちゃんとか。雪兎ちゃんとか。ストロベリーマフィンちゃんとか」──彼女は考えた。考えて答えた。「では。7月の最終魔王って呼んで」 ツイッターで書…

こんな話を書いた モスクワのくま

モスクワ産まれのくまは悩んでいた。レイゾンデイト、自らの存在理由について。まさにくまアイディンティティの危機であった。くまはサーカスを抜け出し北極に向かった。が。白熊たちは変な顔をした。モスクワくまが自転車にのっていたからだ。くまは海に飛…

こんな話かいた 「芳香族化合物」

「先生、いいにおい」「芳香族化合物だからな。演じるのではない。なりきるのだ。芳香族化合物に」「先生!」「ゆけ。おまえが芳香族化合物になりきったとき、おまえはもう間違うなんてことは出来ぬのだ。芳香族化合物として」 このまえツイッターで書いた話…

こんな話を書いた みっつの性

ともかくこの惑星で恋愛を成立させたいなら、三つの性を揃えなきゃだ。胸のふくらんだ二本脚と、脚の間がふくらんだ二本脚と、翼のはえた空にぷかぷか浮かんでいるヤツ。 このあいだツイッターで書いた話。ふぅ。

こんな話を書いた 年寄りのジョーク

説教好きの父はよく言っていたものだ。「一度、雨の中を裸で歩けば良い。そうすれば雨具のありがたみも理解されようというもの。ただし、超人ハルクや、変身した狼男はのぞく」 ある寒い雨の日、電話がかかってきて父が電話をとった。父の友人が亡くなったら…

最近ツイッターでかいた俳句いろいろ

笑っちゃうお耳ふたつの冬帽子 冬の町よそのお家の明かりかな すねてみてもひとり …┐(´(エ)`)┌ 部屋に差す日の傾きが冬 廃ビルを這いのぼった冬の草 冬うらら猫の額の青菜かな 電線でびゅーと吠えてる冬の風 …\(・`(ェ)・)/ 駅前の一丁目に住んでる冬雀 缶…

最近ツイッターで書いた 椿の俳句

つぎつぎと咲いては落ちる椿かな 寒椿ツバキはそういう仕様です 巨大なる花束にも見ゆ椿の木 贈られた椿贈った人はいまお墓

こんな話を書いた 「正直」

医者は言った。「お互いに率直にいきましょう。なんでも話して下さい」 診察室は午後の日差しに溢れ暖かく、大きなゴムの木が茂っていた。鉢植えなのだが。緑は天井にまで届き、何カ所かに立てたられた支柱によって、分かれた枝を支えていた。それでこの部屋…

こんな話を書いた 「健やかな……」

風もなく、人工ビーチの波は穏やか。日は高く、私はただウトウトとしている。散歩する人々の流れが早く、なにか忘れているような気もするのだが。ずっとこうしていたい気持ちもして、頬杖をついた。やはり足早に近づいてくる、少女がいて、凄い素早さで砂に…

こんな俳句かいた 白い息どこもかしこも氷点下

──白い息どこもかしこも氷点下 寒い朝、朝刊を手にとって。 ──寒い日は…安心毛布…ひきづるよ ──お布団に…とびこび潜り…ぐうぐう、ぐ こっちは夜。分かち書きもいっかな、と思って。

きのうツイッターに書いた話 「こう寒いと」

こう寒いと夏を夢みる。水面に映る花火。川のほとりには浴衣の女の子がいて。その恋心も優しい酒の肴に。宴もたけなわ。というまさに最良の時。ぼくはそっと席をはずし。ひとり星を見て旅に出る。孤独な冬にむかって。。。って、今じゃん。寒いちゅーねん!

こんな話を書いた 「腹いた」

夜、お腹が痛くなった。おさえた手まで、なんだか冷たい。 布団の中で丸くなる。昼間、飲み込んだ言葉のせいかな?

腕を組み睨みつけてる隙間風

──腕を組み睨みつけてる隙間風 なんでこの部屋、こんなに寒いのだろう、と思ってつくった句。

ひと冬を眠りに過ごす夢をみた

ひと冬を眠りに過ごす夢をみた 着ぐるみを着て穴に向かう夢をみた 部屋が冷たいので毛布を引きずって歩いた。なんか着ぐるみが欲しいな。と思ってつくった句。><