猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2015-01-01から1年間の記事一覧

こんな話かいた

約束事とてない日曜日。っていうか約束があることなど殆どないのだが。熱いコーヒーを飲みながら考えた。「学校で教えるべきことをひとつあげるとすれば、なんですか?」 いろいろな答えがあるだろう。選挙制度っていうひと。討論の仕方っていうひと。わが国…

こんな話をかいた

硝子コップにも似た部屋の中でも大気は流れる。大気は書物に似て、読まれるためにある。流れ淀む空気を論じる空気論者は部屋全体、コップ世界全部を眺め論をすすめる。空気論者は部屋全体主義者でもあるのだ。 しばしば解釈は分かれ、空気論者どうしの仲は悪…

こんな話かいた

シュールとは学校に通ってる頃に出会った。黒髪の少年は考えていた。ぼくには、どんな意味があるのだろう。鏡の前で前髪をいじりつつ彼はいった。……「なんだか分からないけど、かっこいい感じ?」…… あるときシュールは美術教師に尋ねてみた。「シュールって…

まえにつくった本の再録 

まえにパブーでつくった本の再録。絵はあるえさん。 『てのひらのドラゴン』 絵 あるえ 文 かなりひこくま著

あらよ、とオンラインブックつくった

という訳です。 『夢の中の猫』 仮成彦熊著

こんな話をかいた

詩集 古本屋に立ち寄って一冊を手にとった。軽い装丁の詩集。知らない方がよんだ詩を、読むのが好きなのだ。 幸運なことに?……その詩集は感じ良かった。なんとなくだが詩人さんが住む部屋の広がりのようなものが感じられた。間取りとかは分からないけど。机…

オンラインブックつくった 5冊め

まえに詠んだ冬の句をあつめた本です。 『くまのまえ 冬』 仮成彦熊著

こんな話をかいた

「懐かしき街に溢れるゾンビかな」 帰郷してゾンビたちの群れを見た。 春のはじめ、わが街の住人は高台に移る。地下からゾンビが沸いてでるからだ。街はゾンビで溢れ、いっぱいになる。ゾンビ達は通りで、ウーウーと唸り、彼らなりのやり方で、春を祝う。互…

またまたまたオンラインブックつくった

おはようの本です。えへへへ。 『おはようの本』 かなりひこくま著

またまたオンラインブックつくった

また、おやすみの本。「おやすみ」って挨拶するだけの本。 『おやすみの本』 かなりひこくま著

またオンランブックつくった!

こんどはこんなの。むかし描いた絵の再録。>< 『おやすみパンダ』 かなりひこくま著

オンランブックつくった!

BCCKSって所でオンランブックをつくった。短いはなしをまとめた。縦組みを選んで。タイトルは「海のトランペット吹き」にした。 出来て、うれしい。へへへ。 『海のトランペット吹き』 仮成彦熊著

こんな話かいた

夢の話は面白くない、という場合も多い。テレビの話も同じ。たとえば山道を歩いていたら山桜が咲いていました。立ち止まって俳句をよみました。っていうのはいい。全然かまわない。でもそれが夢の中の話だったり、テレビに映った桜の話だったとしたら?一句…

こんな話かいた

草原で近づく2頭。象が歩む足音は、 どんふぁん、どんふぁん、と響いた。 一頭が長い鼻を伸ばし、息をふきかけると。 すました方の、長いまつ毛の先が揺れて。 大きな耳の裏でも、風がおき。 蝶がでてきました。 ><

iPad グットモーニング

今週のお題「愛用しているもの」 愛用しているものは、iPad です。だいぶ前の旧型ですが愛着もあります。 名前もつけています。グットモーニングです。挨拶もします。グットモーニングに、グットモーニング! 調子の悪いときもあります。グットモーニングせ…

こんな話かいた

レールの上を走っているようだった。知ってる景色を背景にして、知っている事件が起きる。そして虹。 世界の秘密は知らなくても、この次に起こることは知っているので、私は賢く振る舞うことができるのだった。よっぽどの不注意をしない限り、悲惨なことには…

こんなマンガかいた

その日、パンダは純こめ酒を買った。とっても、おいしい、って月間裏山でも紹介されてたよ、と書いてあった。値段は1200ドングリ。お高くはない、とパンダは思った。 その日の夕食。さっそくパンダは純こめ酒を飲んだ。しかし。ササ飯には合わないお味だ…

こんな句よんでた

大口をあけて潰れた南瓜かな 初めてジャック・オー・ランタンを作ったとき。ナイフでジャックの口を大きく開けた。その方がかっこいい気がしたからなのだが。三日もすると南瓜は張りを失いジャックの口は、くたぁ〜と閉じられてしまった。ジャック・オー・ラ…

こんな話かいた

「空きカン。空きカン。たくさんの空きカン。 もしも10個あったなら、10本のビールを飲んだから。 もしも11個あったなら、11本のビールを飲んだから。 仮に12個あったなら、1ダースのビールを飲んだから。 ここ一周間のできごと。 ぜんぶ、くまが飲んだ ♪ 」…

こんな話をかいた

学歴のはなし学歴の話に耳をそばだてる。聞いても分からないのに聞いてしまう。大学という所にはキャンパスという広い公園があって、背の高い講堂にはユニバーサルって異世界へのゲートが隠されている。へぇ。ぼくは中卒なのだ。学士さま、って言葉をさいき…

こんな句をよんだ

箸を置き飯屋の壁に柳影定食屋さんでご飯を食べて、ふと壁の方を見たら柳の影が揺れてました……って句である。 でも柳は春の季語でした。春になったら、また定食屋さんに行って柳の影を見るとしよう。 「なに喰うて小家は秋の柳陰」って芭蕉の句があることも…

こんな句をよんだ

秋の暮れ歩めば野球と政治と虫の声 夜、散歩に出たら、明かりのついた窓から野球中継の音声が聞こえてきた。チャネルを変えれば政治の話もしてるだろう。とか考えつつ歩いていると虫の声も聞こえた。……って句である。 ><

漫画では見たことある これ

今週のお題「おすすめの手土産」手土産ときいて、まずぼくが思い浮かべたのがこれである。漫画では見たことあるのだが、実際にもらったことはない。たぶん。酔っ払ったお父さんがお寿司屋でも一杯飲んだ帰り、お土産に折詰を頼んだのではないか?って想像す…

こんな話かいた

大きな首切り役人いまはむかし、首切り役人という職業があった。裁判で死刑!となったひとの首を大きな斧で落とす職業である。首切り役人は公職であったが、親が首切り役人だと子供も首切り役人になるのが常だった。首切りの一家は森の家に暮らし、俗世との…

こんな話かいた

アッシーくん。 アッシーくんは美脚を偏愛する。車は美脚の延長としてある。彼の目には美脚と映る車にアッシーくんは、いっぱいお金をかけた。美脚車をピカピカに磨き幸せ。なのだが。何かしら物足りなく感じるときもあった。なにが足りないのだろう?そんな…

「また来世」面白かった。

いまさらな気もするけど。小島アジコ先生の「また来世」おもしろかった。 orangestar.hatenadiary.jp 要約すると。人生のリセットボタンが標準装備された世界で、ボタンを押す人と押さない人がお別れする話、みたいな感じ? 漫画では、みんなビルの上からぽ…

こんな句よんだ

見上げるは飛行機雲に秋の雲 夕暮れどき。地平線の近くは紅に染まっていたけど、上空はまだ青空で。飛行機雲が白く光って見えました。……って句である。

江戸時代に行ってお蕎麦を食べます

今週のお題「行ってみたい時代」江戸時代に行ってお蕎麦を食べたいです。 そして、お蕎麦屋さんの話を聞きます。彼は話すでしょう。よしないことや、すねごとなど。ぼく的にはその時代にはその時代の問題が山ほどあって、もううんざり、って証言が得られたな…

こんな句よんだ

ささやきに目覚めも虚ろ蚊のなごり 眠っていたら。妖精さんいらして耳元で言うのだった。「ぶぅ〜ん」と。分かんないな。なにをやってるのだろう?と考えているうちに。目を覚まし気づいた。蚊だったよ。……っていう句である。

こんな句よんだ

腰掛けて南瓜は家具かの青い空もうずいぶん昔のことだが。巨大な南瓜の品評会に行ったことがある。なんで食べらない南瓜を、こんなに大きくするかな、って思ったけど。……って句である。 ><