2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
お香を頂いた。青いのと赤いの。青いお香をお香を焚くと気持ちが静まり、赤いのを焚くと元気になれるらしい。ふたつ同時に焚くとどうなるのだろう、と思いやってみた。別になんともない。ネット続けた。……翌日、ログを読み返すと陽気だったり深刻ぶったり、…
向日葵や少し違うよ顔の向き ……向日葵の苗をみっつ買ってきて植えた。小さい品種のものですぐに大きくなって咲いたのだが、開花の時期がずれて?花の向きは、それぞれ微妙に違ってました……という句である。
古い手帳を整理していたら、こんなものが出てきた。……「愛のクーポン」……カードにはそう書かれていた。使用法は裏側に書いてある。……「このクーポンを渡したら、無条件に怒るのやめる。抱っこ。一回限り」……彼女から貰ったものだ。ついに使わぬまま、別れた…
芽かきして青い匂いのトマトかな ……炎天下。大きくなったトマトの脇芽欠きをしたら、青い匂いがした、という句である。そのまんまだな。><
(1)パンダ・ろくろっくび (2)うさぎ・ろくろっくび (3)ペンギン・ろくろっくび (4)きりん
雨。彼女は泣いていた。ご飯を食べる時も泣き続けていた。窓の外を眺め僕はため息。だんだん腹が立ってきてヤマアラシ・ダンスを踊ったら。彼女が笑った。そうしたら空にも晴れ間が見えた。でもそれは一時の事だった。また彼女は泣きはじめ外も雨。…新しいネ…
今日、近所に雷が落ちた。そしてバケツをひっくり返したような雨が降って、怖いほどだった。雨あがり近所を歩いたら、ゴールポストが立っている学校の校庭が一面に水たまりが広がっていました。……という句である。
父の日は淋しい。だが私は息子からの贈りものが欲しい訳でもない。どんな言葉もいらない。何かもらったら、かえって変な気分になるだろう。淋しくて良いのだ。私も父の日など祝った事ない。 黒い雲が空を覆い、街は暗い。雲はどんどん厚くなり雨は、至近距離…
私はロボットのお医者さん。調子の悪くなったロボットの具合をみる。私は専門家。スキャンして、タイプと型番を製造番号を確認して、取説どおりに対処する簡単なお仕事。でも微妙な症状を訴えてくる繊細なロボットもいる。正直、分からない。こうした場合、…
「あっ」…とKは言った。その…「あっ」…は生まれてから今日までの全生涯、およびKが生まれる前の泡のような思い出、それとも遺伝子に伝えられた何百億年分の記憶とか、そんなものが…ぎゅっ…と凝縮した…「あっ」…だった。電波塔のてっぺんで足を滑らせちゃっ…
空腹のクマがいた。街に出ると甘い、いい匂いがしてきた。巨大なトーナツがそこにあった。クマまっしぐら。しかしドンと激突し、クマの頭の上には星が煌めいた。ドーナツ屋の看板だったのだ。クマはふらふらしながら立ち上がると頭上で回る星を1つと捕まえ…
悪魔と契約し、幾ら罵倒しても怒られない口をもらった。これぞ風の如き道化の特権、好む相手に吹きつける。では早速……と言い、思うさま悪魔を罵倒してやった。糞味噌のけんちょんけちょんの、腸えぐりまくりだっ!……気がつくと悪魔が泣いていた 私は思い出写…
朝がたにトマトへしおる強い風 ……朝起きて庭を見たらトマトが折れていて、がっくりした。朝早くに強い風が吹いたのであろう。添え木にしっかりとめて結んでおかなきゃ、ダメじゃん。……という句である。 背を向けてひとりゲームの夏の海 ……夏がくれば夏のイメ…
ミイラとゾンビは無論、違う。どっちかいえばミイラの方が枯れていて古い、ような感じがする。ミイラは漢字だと「木乃伊」と書くらしくて、やっぱ古そうな気がする。火をつけたら、ぼっと燃えそうだ。ゾンビは「屍」らしい。そのまんまじゃん、って思う。 そ…
森の宝くじを買った。値段は薩摩芋3個。売り子さんは「当たるといいですね」と言った。見ると尻尾が揺れていた。月が変わりまた森へ向かうと、ちゃんと宝くじ売り場はあって、僕はクジを見せてみた。すると売り子は大げさに驚き、鐘をならして「一等賞!一…
以下に記すのは創作のためのメモ。まず言葉で書いて、それから絵をかいて、いつかマンガにまとめるつもり。タイトルは「おはなしミイラ」 胸をすーすーしながら、歩いていたら「占い」の文字があったので僕はその前に座った。占いさんが「どうしたの?」と尋…
夜中。喉が渇いて台所の明かりをつけたら、シンクの上で油虫がウィスキーを飲んでいた。油虫があまりに堂々としていたので、まるで私の方が悪いみたいだ。油虫が氷の入ったグラスを傾けると、カランという音がした。その仕草はこう言ってるかのようだった。……
ソファーで彼女が横になっていた。隣に座ると目を覚ました。そして「ここは家だっけ?」と聞くのだった。寝ぼけてるらしい。どこだと思った?と聞いたら「船」と彼女は答えた。大きな船?と聞いたら「うん」と頷いた。その船には僕もいたかな?と尋ねたら…目…
街へ出かけようとした僕の目の前に黒猫が現れた。のっそりと。とても太った黒猫だったのだ。目があった。こんなに大きな黒猫となると不吉も3倍増しだな、と思った僕はカニのように横歩きして、黒猫を避けた。こうして、僕が黒猫の進路を横切ったのだった。…
蔓のみち蟻がひょこひょこ歩いてた 蛇苺喰うべからずと姉が云い
パンダのパンツ
ぼくは彼女が好きで、彼女は彼が好きで、ぼくはそいつが大嫌い。それでこっそり彼を手招きして、断崖絶壁から落としてやった。さらば、友よ。涙にくれる彼女をぼくは慰め、これで問題解決と思ったら。彼2が現れてまたしても彼女は彼2が好きなり、ぼくはプ…
月がわり、予定表にはとりあえず、ごみの日をチェックした。
駅前に立つ銅像は何時もこう呟いている。「私は誰?ここはどこ?」銅像は親切で「図書館に行くにはどう行けば良いでしょう?」と尋ねるなら正確な道順を教えてくれる。でも難しい質問は駄目だ。「恋愛の意味ってなんでしょう?」なんて尋ねても、答えは「私…