猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

アクエリオンを見ていたら…

■アクエリオンを見ていたら。未来都市っぽいところで男が光のソファに座り「本」を読んでいた。彼の膝の上に置かれていたのは紙に印刷され製本されたような形の「本」だった。その都市には、さっと現れてたり消えたり思いのままのモニターもあって。ふだん彼…

こんな話をかいた

彼のことはうまく説明できない。ぼくの言葉を逃れる。かろうじて「……になった男の話」として曖昧な方角は示されはするが。指さすことは出来ない。その存在はとても危うく、ぼくらの視線によって滅ぶ。 ブックハンターは本のゲートをくぐり中で猟をする。本の…

こんな話をかいた

庭の桜の下で弁当を食べて眠くなった。横になり、ふと見ると。小指ほどの小人さん達が……えっほ、えっほ……と穴を掘っている。「ご精が出ますね」と挨拶すると。「ああ、お前を落とす予定の落とし穴だからな」とのこと。いいけどさ。いくらなんでも小さすぎじ…

こんな話をかいた

炬燵の中から外を見た。油断はならない。冷たさは敵だ。死んでしまう。桜が咲いたら。虫のように這い出そう。 また木蓮が季節きた。この庭に咲き誇る、花々は小鳥の群れのようだ。縁側の日溜りには祖母が座ってる。そこに小娘めいた祖母が見えるなら。木蓮の…

こんな話をかいた

いきなり彼女は服を脱ぎ始めた。裸の女は僕を睨みつけると、皮も脱ぎ始めた。肉も脱ぎ捨て。白い骨になった。「さようなら」って声がして、すべては塵に。そして一陣の風が吹き。綺麗さっぱりだ。びっくり! メロスは激怒した。腸が煮えくり返り、激情のマグ…

「春がきた」を別のことばで表現する

地より虫は這いだし 猫は謎の歌をうたい 蛇は穴より出て 人は朝日を拝むことができないっ ※はてなハイクのキーワード「「春がきた」を別のことばで表現する 」にかいたもの http://h.hatena.ne.jp/kanarihikokuma/11539583337785766682

「イヌノフグリ」っておもしろい

「イヌノフグリ」っておもしろい。植物学者、牧野富太郎の命名らしいのだが。素晴らしいネーミングセンスの持ち主だと思う。牧野先生にはこんな名言もあるらしい。……「花は、率直にいえば生殖器である」……先生、率直すぎ! ※これも先日、はてなハイクにかい…

こんな話をかいた

「もうお母さんなんか知らない」と、わたしは言った。曇り空の公園。シーソーの前で母は首を傾げた。……「そう。じゃ私も貴方を知らない」……そう口にするなり女は背を向け、スタスタと歩き始めた。 「四本の手のための詩」という本を手に入れた。別名「恋人達…

こんな話をかいた

クローゼットを開けると、小人さん達のパレード中だった。何のお祭りなのだろう。とてもカラフルで愉快だ。だがワラワラとねり歩く小人らを見ていると。踏みつけたい衝動が、むくむくと沸き起こってもきた。突然、彼ら全員が私を見上げた。怖くなり、バタン…

どうも、旅のロボットです

桃の節句に、ふと考えたこと

■3月がきて3日たったら、3月3日。それは暦を見るまでなく、分かってることなんだし。我家ではお祝いしたことないけど。人形を飾るような家ならば、3月がくるまえに飾り付けされるものなのだろう。きっと、こうしたイベントは前倒しぎみに行われて。実際…

サザエさん・クトゥルフ神話バージョンとかあったら怖い……と思った

(これも、はてなハイクでかいたマンガ。なんか気に入ったので、いつか描きなおしたい)