猛烈な勢いでメモ ダッシュ

推敲してます。漫画とか。俳句とか。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

こんな句をよんだ

ペテナイフ丸いスイカを三角に

しろくまアイス

お徳用の しろくまアイスバーを買った 備えあれば憂いなし しろくまアイスも こんな形にすればいいのに

こんな話をかいた

朝、台所で髪を切ってもらった。私はシーツまいて、てるてる坊主。鋏をもった君はなぜか楽しそうに「綺麗な髪なのだから、手入れすればいいのに」と言い、ありがとう、と言うかわりに私も笑った。共同の中庭には蔓草の影がさし、誰かが植えたハーブの傍らを…

そんな白黒写真

「風は五月の寝床をふきぬける」by山頭火 なんとなくだが隙間風の吹く昔の家を思った。床下の暗い板張りの家だ。雨戸を外せば縁側で、すぐに寝床が見える。年寄りがこちらを見てる。そんな白黒写真。 ><

芭蕉は秋の季語

芭蕉は秋の季語らしい。やっぱ破芭蕉のような、少し儚げな趣きが好まれたからなのかな。手元の歳時記を開いてみたが、とくに解説はのってなかった。葉っぱも大きいし、なんとなくトロピカル、南国っぽく、夏って感じするのだが。 立秋の頃に芭蕉の葉陰に立て…

こんな話かいた

彼女は揮発性が強く、蒸発した彼女を集めなおすには、特別な環境と時間が必要になる。取り扱いには注意。ぼくが一番の専門家だ、と自負しているが。

まえに描いたやつ  Good Night

コインロッカーと井の中の蛙

そういえば。 「メン・イン・ブラック2」でコインロッカーの中の世界が描かれていた。コインロッカーの中の世界なんて間違ってるよ、宇宙は広大なんだ、コインロッカーの中の住人も広い世界を知るべき、みたいなことをJ(ウィル・スミス)が述べると。先輩…

亡霊のしっぽ

夜。布団の中でひとつの思いつきをした。これは少し新しいぞ、メモしとかなきゃ、と思いつつ眠てしまった。朝、起きて忘れている。でも、ひとつのアイディアを忘れているということは覚えていて、それがもどかしい。 亡霊はいまも、ふわふわ浮かんでる。ぼく…

こんな句をよんだ

初夏の浜どんと置かれたハートかな 海に行ってきた。海辺には、裸の子供ら。日傘をさしているのが、たぶんお母さんなのだ。波打ち際に大きなハートが描いてあった。その傍らには、ふたりの名前。どことなくキラキラした名前で、ソウルネームみたいな感じなの…

五月になれば

五月になれば夏。で。意地でも夏の気配を察知し、夏の句をよまねば、とか思うのだが。雨が降りだせばもう梅雨で、そんな気持ちも失せてしまう。梅雨は梅雨で独立した季節のような気もするのだが。もしそうなら、春→夏→梅雨→また夏、とわが季節は巡っているの…

りっかー!

ルールブック

影も傾いだ午後。少年が缶を蹴る。ああ缶蹴りをしているのだな、と思うのは早計かもしれない。路面に描かれた盤上の黒石を動かしたからといって、チェッカーをしてるとは限らない。彼独特のルールがあるのかもしれないし。そのルールは泡のようなものかもし…

もう慌てない!英語の電話の対応

さめたナポリタン

こんな話かいた

受話器をとると「もしもしAさんのお宅ですか?」と言われた。私はAではなかったので、「いいえ、違います」と答えた。でも相手は気にしなかった。「ああ、そうですか。まあ、いいです。壁の塗り替えのご案内で電話しました」 なんて大らかなヤツ! 夜道で…