蟻の行軍と火傷
さっきまで風呂場で足を流水にさらしていた。なぜかというと熱湯を足の上にこぼしたから。なぜそんな事になったかというと、グラグラに沸騰させたお湯を、玄関先に運んでいたから。なぜ玄関先に熱湯を運んでいたか、というと、そこに蟻の巣が出来ていて、家の中にどんどん侵入してきていたから。以上のことを実際に起きた出来事順に並べ直すと。
- 部屋で沢山の蟻を発見。その行軍を辿り蟻の巣の位置を確認。
- ネットで検索し、熱湯攻撃が有効である、との情報の入手。
- 即、実行。鍋いっぱいに湯を沸かし、運搬。
- その途中で、ふと立ち止まり、足の上に湯を上にこぼす。
- 熱いというより、痛かった。
- ムッとしたまま、蟻の基地に熱湯攻撃を敢行。
- 泣きながら、風呂場に。
- 一瞬でも躊躇した自分がバカだった。蟻め、蟻め、という逆恨みの気持ちが沸くのを止められない。←いまココ