こんな話を書いた 「うそつき」

うそつき
　
ウソはウソ科の多年草。別名甘口グサ。夏から秋にかけ茎を高く伸ばし立ち上がった茎は、やや木質化する。葉は大きく柔らかいが裏にトゲトゲがある。特有の香りがあり、おひたしや餅にして食べる。
【ウソもちの作り方】早春の若芽を用いる。摘み取った葉をよく洗い、少量の重曹をくわえたお湯で柔らかくなるまで茹でる。水にさらして冷まし、かるく水気をとる。以下、切り刻み、すり潰し、こね回し、つっつき、ペースト状になるまで、すり鉢と格闘をする。適量の餅をいれ、さらにこれをつく。うそつきは独特の香りが立ち上り心躍る作業だが、出来上がりの味に過度の期待は禁物である。

──きのう、ハイクのh:keyword:超短編に投稿した話。