猛烈な勢いでメモ ダッシュ

短い話とか 俳句とか

こんな話を書いた 

家の近くに三叉路がある。別れ道なのだが。丁字路というよりY字路になっていて道に挟まれてある家は川に浮かんだ島か、あるいは船のようにも見える。極端にいえば三角の家で、舳先にあたる箇所は鋭角だ。この三叉路に立つたび何かしら不安になるが。なぜかこの道を選んでしまう。

眠れないので難しい本を開いた。案の定、1行も文意を掴めなかった。いや、少しは分かるような気もするだが。真面目にこの1ページを読むには夏までかかりそうな気がしてきた。本がずっしり重くなり、眠くなった。でもこの方法は諸刃の剣。決って悪夢をみる。学校時代の。

深夜。コンビニに行ったら。制服をきたバイトの子が床を掃除してた。お菓子のコーナーにも一人いて品物の並びを確認しており、飲み物の場所にも、パンの棚の前にも、そしてレジにも二人、バイトの子がいた。奥からさらに出てくる。いったい何人いるだろう。見当もつかない!

また、お爺さんが枕元に立った。云う事も何時もと同じ。しっかり食べるんだよ、夜更かしはいけないよ、歯磨けよ、といったことだ。いつも心配してくれてありがとうございます、と礼を述べると消えていった。彼の息子さんは、もう引っ越しており人違いなのだが。

大声は嫌いだ。私まで大声になってしまうから。大声は気の毒の標だ。自分の声が聞こえないから、声をはり上げてしまうのだろう。もう大声禁止!……とさらに大声でいう私。